三浦スイカOWS大会2018に出場してきました

8月12日(日)は、三浦スイカOWS大会に参加していました〜！

3km、一本勝負！

ニンテンドーSwitchを車内に持ち込み、マリオカートで激戦を楽しみアドレナリンを放出させまくる弟妹を横目に見ながら、11:30頃到着、のんびり受付、招集へ。個人5kmやリレー種目を午前中にやっているので、ゆっくりの到着でも間に合うのがいいよね〜！

絶妙なくもり空で暑すぎることもなく、水温は冷たいくらいで、絶好のOWS日和でした！(*´◒`*)

コースについて、スタッフの方々が拡声器を持って大声で説明しているのを、エントリーナンバーが若かったせいで後ろの方で聞くことになり、え？ 何？ 聞こえないよ？？ どのブイがなんだって？？ と言いながらズイズイ前へ出ていく周囲のおじさま方に便乗して、私も前へ前へ！ 先月の館山で「スタート直後バトルは極力避ける」と学んでいたので、なるべく若くて大柄な男性選手のいなさそうな、いちばん右端につけました。

なんだこの笑顔。余裕かよ。

定刻を少し過ぎて、レーススタート！

読み通り、左端にいた若い男性陣が、ワーッと先頭集団を作ってあっという間に見えなくなりました。あれはなんたって、オーシャンナビのボス・Sコーチ達がいる集団ですから…。慌てずに、第2集団の3〜4番目をキープしながら泳ぎます。

1周1.5kmの三角形コースを2周。スタートから第1ブイまでの距離がいちばん長く、波の向きもあって、ブイが全然見えません。見えないのって、やっぱりちょっと焦りますね！ 周りから離されない程度にスピードは抑えつつ、事前に沖で目視していた情報と、現状の他泳者の流され具合、救命ボートの位置なんかを見て、ブイの場所のアタリをつけていきます。湘南では沖に出たらずっとこんな調子なんでしょ…10kmってほんと、気持ちとの勝負だね…！

わりと大きい第2集団のまま、第1ブイを回ります。
続く第2ブイ・第3ブイまでは、ブイも、間にいる他泳者もよく見えて、安心してスピードを出しやすい状況でした。ので、第1回・周囲を振り落とす大作戦の幕開けです(๑╹ω╹๑ )♡

泳ぎを見るに、第2集団を構成する選手のほとんどが、40〜50代男性。きっと皆さん、マラソンやトライアスロンなんかも嗜んでおられて！ 体力には自信がおありでしょうが！ さすがに負けるわけにはまいりませんので！！！ どちらかの身体が流されて少し距離があいた瞬間を狙って、スーッと前に出て、相手の視界から消えます。キックが水中で見えなくなるくらいまで離せば、無理に追おうとは思わなくなるもの。真ん前や真横にピッタリつかれるストレスをある程度振り落として、2周目へ。

ちなみに、スタート・ゴールでもある第3ブイは浜辺からもよく見える位置で、日傘を片手に観戦されていらした妹君は「左手のリカバリーが伸び切ってる人を探したら、貴様なぞすぐに見つけられた〜」と仰っておられました。三浦は観戦もしやすくてオススメです☆

▲これはリレーの様子ですが、泳ぎのクセさえわかっていれば、誰が何位なのかざっくり見える近さです

2周目、あいかわらず第1ブイが遠すぎて途中で気絶しそうでしたが、その第1ブイを回ったあたりから、周回遅れの選手や、10分遅れでスタートした1.5kmの選手が、ポツポツと現れ始めました。おおっ！ 館山ではこの現象に惑わされ、ついていくべき選手を見失ってペースを落としてしまったんだったな！ と思い出したら、館山で前を行く選手が披露してくれた秘技・「因幡の白兎作戦」（※）も同時に思い出されて、ペースが上がる上がる(๑╹ω╹๑ )♡
悪魔に魂を売りながら、第2ブイへ。

※因幡の白兎作戦…館山でのレース中盤、前を行く選手が、周回遅れの選手たちを捉えては抜いてゆく様が、まるで、ワニ達を騙して並ばせ、その背中を飛ぶことで海を渡ったという因幡の白兎のように、軽やかで、若干の性格の悪さを感じたので命名。ちなみに白兎は、海を渡り切る直前、嬉しくなってつい「ワニさんたち、お前は僕に騙されていたのさ」とバラしてしまい、怒ったワニたちに皮を剥がされ、あまつさえ後からやってきた神々にもいじめられるという、性悪ゆえの踏んだり蹴ったりな役柄。因幡の白兎作戦は、決行するからには黙って最後までやり遂げること、良心を悪魔に売り飛ばすことが重要です

目の前をずっと泳いでいた爆裂キックおじさまがバテてきたのを皮切りに、第2回・周囲を振り落とす大作戦の決行です。海はなぁ、ただでさえ脚が浮きやすいからなぁ、キックの仕方も意識しないと泡ばっかり蹴ることになって進まないぞ！ じゃあな！ と心の中でウインクをして、第2ブイを回りラストスパート！

正直、終始、かなりご機嫌でした。

ゴール後、番号札を受け取りながらなんとなしに後ろを振り返ってみたら、ゴール直後のはずなのにもう10名ほどの男性選手が私の後ろにズラリと並んでいて、わあ、けっこう引き離したつもりだったけど、まだこんなに後ろに連れてたのか…危なかったなぁ…と、ようやく冷静になりました。しっかりラストスパートをきめておいてよかった。

結果としては、区分1位、女子総合2位でした！
総合で順位を取れたことがなかったから、素直に嬉しい〜！
副賞として、NASスポーツクラブの利用券と、ゴーグルと、写真に撮り忘れましたが大会Tシャツを記念にいただきました！

泳ぎ終わった後のスイカはめちゃくちゃ美味しかったです！

弟君も泳ぐ気マンマンでした。ですが、「夏だというのに、思った以上に水が冷たかったので、泳ぐのは辞めた」とのことでした

妹君はピッピとたわむれていたそうです

前回までは、泳いでいる最中に目が回ってきてしまったレースもあったし、レース直後は大抵、腹筋や背中がとにかくつらかった記憶があります。が、今回は、翌日に肩と足の付け根がやや筋肉痛になった程度で、そこまで筋肉へのダメージがありませんでした。終始ご機嫌で泳げたのも、練習や今までの経験で得たものがうまくハマったからだと思いますので、これは収穫。よかったよかった！

噂に聞いていたクラゲ大量発生も今年はまったくなく、よい経験が積めました。

ただ、レース後のケアにはやっぱり問題が山積みで…。
今回も4日間、こんこんと寝込みました☆_(:3 」∠)_ 免疫力がなさすぎる！
ここをどうにかクリアして、次回来たる大本命・湘南OWSの連戦をくぐり抜けたいところです〜！(*´◒`*)