江ノ島の海で、1km×10本、泳いできました！
え？ 何を言っているのかよくわからないって！？
もう一度言うね！
朝5時の電車に乗って！
片瀬江ノ島駅から歩いてすぐのビーチで！
右手にフジヤマ！！！
左手にエノシマ！！！
1周200mを5周して1kmのコースを、22分サークルで10本泳ぐだけ！ という、何を言っているのかよくわからない練習会に、参加してきました！！！
この度、なんと約80名が集結！！！
コーチも言ってたし、私も言っていいですよね？
ここにいる人たち、全員、どうかしています！！！(*´◒`*)
開始直前、コーチが「自分のペースに合わせて、200mを5周ではなく4周や3周にしてもいいし、6周や7周にしてもいいですよ〜」と言うもんだから、先頭集団は色めき立って「じゃあ7行くか〜」「8はさすがに難しいのかな？」などと打ち合わせを始めるし、後ろの方の人たちも、無理せず4周にして休めばいいのに、きっちり5周泳いで、オンタイムで2本目、3本目と続けて出て行くといった様子。まさに、海で苦行に励む修行僧集団。観光客を寄せ付けない。
一方、そんな周囲の空気にあてられて最初の2本は調子よく6周泳いだものの、それが愚かな選択だったことに5本目あたりでようやく気づき、6本目以降はひたすらグロッキーだった高瀬がこちら。
「『へ〜、水泳できるんだ〜！ どれくらい泳げるの〜？』的なのんきな質問には『止まれと言われるまで…』としか答えようがない」というのが水泳部あるあるですが、ありゃウソだ。いくらなんでも10kmも泳ぐのは、やばい。いや、5kmを過ぎたあたりからすでにやばい。ダウンみたいな泳ぎしかできなくなる。脈が上がってハアハア言うわけでもなければ、その場に倒れこむとか、疲れて黙りこくるとかでもなく、立ち止まればいつでも和やかにおしゃべりできるんだけど、泳ぎがダウンみたいな、のったりした動きから、まったく上げられない。これは、10km未体験の私だけじゃなくて、最後まで泳ぎ切った人の7割くらいはそんな様子だったから、まだよかった気もしますが（残りの3割は、「ここはサメの遊泳区間だったかな？」と確認したくなる程度にはノンストップ・トップスピードでした）。
身体の疲れのつらさより、鼻と口腔が塩水にやられて痛いのがつらい！ 一度立ち止まって給水してしまうと、泳ぎを再開したときに鼻と口腔の痛みも再発するから、いっそ止まらずに、麻痺させてしまっていたほうが楽だったのかもしれない。それに、後半、気持ちで負けて4周に減らすも、10本目は結局5周に戻せたから…。
全体的に、気持ちの問題でした。修行。
全部終わったときは、浜辺に打ち上げられた瀕死のマナティみたいな気分でした。砂がキラキラしてて…小魚もユラユラしてて…きれいだったなあ…_(:3 」∠)_
やってみて思いましたが、マジな話、22分毎にリセットされてしまう今回の練習より、本番の10kmぶっ通しのほうが、いくぶん楽な気がしてきました！ 本番は今日みたいにスタート後バトルが10回もあるということはないし！ 序盤3kmで後続をある程度引き離すのは本番もできそうだから、そうしておけば今日みたいにずっと周りに人がいるストレスもなさそうだし！
1km22分は、10kmに換算すると、3時間40分。対して、今日の1km毎ラップが、だいたい17〜20分。3kmと5kmの関門は、今までの戦績からしてさすがに問題ないでしょうから、前半で良いリズムを作れれば、制限タイムの3時間30分以内に帰還することくらいはひとまずできそうなのかな、という手応えはありました！ …というポジティブ面を無理やりにでもひり出しておかないと死んでしまいそうなのでひり出してみましたが、今日、海で計10km泳いでみての率直な感想を申し上げますとですね、あのね、正直、10kmまじでやべえ〜！（╹◡╹）
普段、1日あたり1時間も泳いでいないのだから、今さら仕方ないね！
落ち着いて、できることをやってこ〜！
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