ランニング2回目、行ってまいりました。
初回は、
翌日こそ「腸腰筋が痛い」と(脳内で)喚いていたものの、
走り終えた直後は
「平均速度だとコケそうなほど遅かった」
「脈もたいして上がらなかった」
「20分間なんて余裕」
などと(脳内で)まき散らしながら、涼しい顔でブログを書いていたものです。
そんな自分が、愚かしい。
筋肉の疲労度は、使ってみないとわからない
2回目の昨日、意気揚々とランニングマシンに乗り、
「まあ前回は20分なんて余裕だったから、今日はひとまず30分かな」
「速度はもうちょい上げてもいいかな」
「筋肉痛もおさまってきた感あるし、いけるやろ」
などとスカした態度でトレーニング項目を設定、マシンが動き出した、その瞬間――
「あああああああ!!!!!
脚めっちゃ痛え!!!!!!」
脚、めっちゃ痛かった。
腸腰筋もヤバかったけど、特に内転筋がヤバかった。
筋肉痛は、おさまっていたのではない。
気づいていなかっただけなのです。
普段から歩幅狭いし、寒くてポケットに手つっこんでるから余計歩幅狭いし、足先だけでポテポテてきとうに歩いてるから、深い位置にある筋肉の疲労がわからなかったんだね。おお、かわいそうに。
脚の付け根全般がやられていたことに戦いが始まってから気づき、しかしさっきまでさんざん調子に乗った発言を(脳内で)繰り広げていただけに引くに引けず、しゃらくせー!やってやるわオラァ!!!と顔を真っ赤にしながら、結局30分間走りきってきました。勝った!(ただし速度は上げず)
いいんです。別にね、何かのレッスンついでにマシンでゆる~くウォーキングして脂肪燃やしちゃお☆的な有酸素運動をしに来たまわりのオジサマ&オバサマとはね、私は違うんですからね。
私はね、筋力トレーニングをしにきたわけよ。
笑顔で会話のできる120回/分の脈拍じゃ不足しまくりなのよ。
だからひとりだけ顔超真っ赤でも全然恥ずかしくないのよ。
ね。わかるね。
たいていのスイマーは、心肺機能の強さで筋力不足をごまかしている
内転筋は、脚を閉じたり、前後に出したりするときに使う筋肉で、もちろん泳いでいるときにもよく使う部位ですが、まあここも私の弱点です。
これがもうちょっと強かったら、私、平泳ぎだって人並みに泳げてたと思うの。高校3年生のときの体育の時間の50m走だって10秒もかかることなかったと思うの。持久走なら学年トップ5にはだいたい入っていたので、50m走で10秒などというこの記録は、先生にもクラスメイトにもだいぶひんしゅくを買ったものです。おまえ、本気でやれと。できるのに手を抜くのは格好悪いと。うるせー!できるんならやってますぅー!持久走は心臓の強さでなんとかごまかしてるだけなんじゃ!悔しかったら38回/分の最低脈拍数で心臓動かしてみろ!!!
気になったので、女子の50m走の平均値を調べてみましたが、
小6で9.03秒、
大1で9.17秒だって!
(参考:平均王子「年齢別50m走の平均タイムを大公開」)
それなら、高3で10秒かかっても、別に普通だね!
普通ではないか!
ランニングで下半身を鍛えて、粘りのある泳ぎを手に入れる!
さて、ランニングの話をしますと、
内転筋をうまく使えていなかったために、ガニ股な走り方になったり、脚の外側に負荷がかかりすぎて膝を痛めたり、ということは結構あるらしいので、内転筋にガンガン効いている今の自分のフォームは、けっこういい感じだということがわかりました!
そして元々の目的である「泳ぐ際の筋力向上」についても、たぶん達成できつつあります!
内転筋、腸腰筋、臀部や太ももまわりの筋肉をこうして日々のランニングで鍛えることで、キックに使う筋肉全般が強化され、後半も粘れる下半身を手に入れることができている、はず!理論上はね!まだ実感してないからなんとも言えないけど!
ていうか今は痛いから泳ぎたくない。
特にターンがつらい。壁蹴るの痛すぎて恐怖ですよ。
次からは、超回復まで見越して、運動後にプロテインを摂取しようと思います。
★ランニングマシン初体験記はコチラ
「初めてランニングマシンを使ってみたよ体験記! ~初心者から初心者へ贈る初回トレーニング注意事項~」
★初ランニング翌日に腸腰筋が痛くなったことに気を良くして、キックにおける腸腰筋の大切さと鍛えにくさを書きなぐった記事はコチラ
「キック力向上の要”腸腰筋”を鍛えるなら、四の五の言わずランニングだ!」
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