11月中旬、なかなかよいタイミングで行ってまいりました、京都旅行!(5ヶ月ぶり2回目)
総員、かかれーーーっ!!!
紅葉狩りじゃああああ!!!!!
うちの別荘(自称)、見ます? ※6月時点
秋の京都を感じるなら一体どこへ行くべきか、直前までめちゃくちゃ悩みました。
しかしひとつだけ、5ヶ月前から決定していたことがありました。
それは、「銀閣寺への参拝」。
当時のブログでも書きましたが、だって、6月の時点で、こうですよ。
見てよこの緑のコントラスト!
6月の梅雨空でこれですよ! 無加工ですよ!
こんなの、11月に行ったらもっとキレイに決まってるじゃないですか!!!
なので、行ってきました!!!!!
うちの別荘(自称)の11月の様子をご覧ください
ご覧ください。
入り口付近は松なので深緑がメインでしたが、
中に入ると…
あ〜、いいですね〜、色づいてきてますね〜。
帰ってきたかんじがありますね〜。
銀閣寺は日本人の心のふるさと。
丁寧に手入れされた品の良さと、気取らない質素さ。
これが侘び寂び(wabi-sabi)というやつです。
裏の丘を登っていきます。
おひゃー。
深緑と朱の木々、銀の枯山水のコントラストがあるからこそ映える、観音殿の艶のある黒。
やばすぎでしょ…そりゃ世界遺産だわ…
木々の全部が朱色ではないこと、木が高すぎないこと、足元一面を覆う苔、このへんが銀閣寺のヤバめポイントです。山ではなくて庭だし、無造作ではなく上品。作った人はセンスの塊。褒めてつかわす。
ちなみに、6月に訪れたときは参拝時間開始直後だったこともあり空いていましたが、11月の11時頃はめちゃ混みでした。修学旅行生と外国人勢の波が絶えない。
しかしね〜!お掃除のおじさんすら絵になる銀閣寺!渋い!
このおじさんだけで10枚くらい写真撮りましたもん。ごめんねおじさん。
苔が最高。
秋の特別参拝も行ってきたよ
今回は「秋の特別参拝」として、本堂、東求堂、弄清亭の中を見学することができました。
堂内は撮影禁止なので、いただいたパンフレットの写真を載せときますね!
足利義政が邸宅として使用した山荘がのちに禅寺となったのが、銀閣寺。係のお姉さんに案内されながら見学した3つの建物は、どれも義政が実際に、お茶を飲んだり、歌を書いたり、お香を嗜んだりしていた部屋だそうです。おい義政! いい家だな! 私を住まわせろ!
全体的に趣深くて楽しかったですが、やはり襖絵。襖絵です。襖絵が素晴らしい。
1匹の鳥が飛び立つ様子を描いた襖絵のある和室で寝泊まりしてみたくない? 最高に雅だよね。
こちらも非常に雅。中国の故事のおっさんが描かれた約300年前の襖が国の宝になるのなら、日本のANIMEの美男美女が描かれた車や壁画なんかもあと300年くらい大事に保管しておけば、それもまたきっと、国の宝になるとおもうんだ。
いちばん刺激的だったのは、これ!
写真だとその魅力が完全には伝えられないのですけれど、まずは絵画としてとにかく美しい。文句なしの美。
で、これ、すぐ右、襖絵の中を流れる川の上流のほうを、本物の小川が流れています。つまり、襖絵から本物の水の流れる音が聴こえる仕様。なんだ? 考えたやつは変態か? せっかくお外には世界に誇るお庭があるというのに、なぜ建物の中にまで美麗なるお庭を作っちゃったのか? 日本人は頭がおかしい(褒め言葉)と、しみじみ。
こちらの秋模様を描いた襖も、ま〜これだけでも十分美しいのに、反対側の窓を開けると、陽の光が襖に反射し、まるで本物のように、紅葉が、水面が、きらめきます。あ〜、日本人いいぞ〜、頭おかしい。(褒め言葉)
ちょっと前まで、美術館という場所の魅力があまりわからないと思っていたのですが、美術ってこうやって楽しめばいいのか〜!!!と、心から納得。脈々と受け継がれてきた義政の精神美のを、全身で感じることができました。楽しかったです。義政、お前すげえな!褒めてつかわすから銀閣寺ちょうだい!
他にもいろいろ行ったけどうちの別荘(自称)がいちばんだったからね(ドヤ顔)
今回の旅では、他にも
・鞍馬山
・大原 三千院
・哲学の道と、周辺の寺院
・東寺
・奈良県 東大寺
・奈良県 興福寺
・奈良県 春日大社
などに行ってきましたが、まあ〜〜〜銀閣寺がいちばん雅でしたね!!! 終始ドヤ顔でした。秋の京都に行くなら清水寺より銀閣寺。みなさんもぜひ。
次回は鞍馬&大原ハイキングについて書きます。
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