夏休みの余韻に浸ろうの会の続きを書こうと画像フォルダ漁ってたら神代植物公園の写真が目に留まったので今回は「調布・神代植物公園と深大寺そばの旅」編です!行ったの、5月中旬だけどね。春だね。
5月の神代植物公園といえば・・・バラ!
バラをね!見たかったんですね!
正確に言うと、今から約5年前、調布市のとなりの府中市で私が正社員として働いていたときのこと、夏期講習の申込手続きで連日休日出勤多忙MAXの私をよそに、じいちゃんとばあちゃんを連れた父母が「今、府中のおとなりの調布の、神代植物公園に来てます♡バラがキレイ♡」的なメールを娘に送りつけながらのんきに散策を楽しんだという事件がありまして、その恨み辛み嫉みの渦が私の心にずっとわだかまっていたというのが、今回の旅の目的地を神代植物公園とした理由です。あと立川の昭和記念公園の恨みもあるからな。まだ終わってないから覚えておけよな。
神代植物公園までは、吉祥寺駅か調布駅からバスで向かいます。
吉祥寺のわっかりにくいバス乗り場からバスに乗り込み揺られること約20分、の予定でしたが、5分ほど揺られたところで乗客のおじいちゃんが突然立ち上がり運転手さんに「◯◯に行きたいんだけど、このバスは止まる?(忘れましたが電車を乗り継いで行くような遠い地名)」と話しかけ始め、「え、◯◯ですか?駅から電車に乗り換えて行かれるんですか?」「え…?電車…?」「え?あー…とりあえず運転中なので一度座っていただけますか?」「えーと、◯◯は…」「ですから◯◯ですと〜…」というかんじで、あちゃー、こりゃきっと認知症だな、いい天気だし、きっと突然思い立ってしまってバスに乗ったものの行き方がわからなかったんだな、まあ本当に行っちゃって家族に捜索願を出されるほうが大変だからここでわからなくなっておいてよかったのかもな、でもな〜、おじいちゃんが座ってくれないとバスが発車できないんだな〜〜〜!!!となったというハプニングもあり、結局30分以上バスに乗っていました。おじいちゃんはとりあえず終点まで連れて行かれたのはないでしょうか。無事におうちに帰っているといいです。
そんなこんなだったので、私が到着した頃には、神奈川から車で北上してきていた父母はすでに正門前でスタンバイしていました。
今回はバラ園だけ!
神代植物公園というと「バラ園!」というイメージが強いのですが、実際はバラ園以外にも、サクラ、ツバキ、サザンカ、ウメ、ショウブ、ボタン、自然林やら芝生の広場やら体育館やらドッグラン場やらたくさんの見どころがあって、とにかく広い!随所にベンチやら休憩所やらがあるのでずっといられる!入場料の500円は花の手入れ代だと思えば別に高くはないです。
でも広すぎるし、訪れた5月当時はサクラもサザンカも咲いていない時期でしたので、バラだけ見てきました。それでも大満足のボリュームでしたよ!
こんなかんじ!
きれい!ひろい!
ちびっこの遠足!
夫クンもいるよ!
こんなかんじでベンチがズラ〜ッとあるので、ベンチに陣取ってお茶を嗜む貴婦人方も多くおられました。
そうそう、そんなかんじでね。
数えきれないくらいの品種のバラが栽培されていて、こういう、THE・情熱の赤いバラ!っていうのもあれば、
純潔の白いバラ、
ちょっと青っぽいバラ、
カルメン!ってかんじの艶やかなバラ、
黄色もいいね〜!
濃ピンクは、網膜にめちゃくちゃ焼き付く、鮮明な色でした。
こんなのもバラなのか〜。
白い!ちっちゃい!かわいい!
ツタのバラはこれもまたTHE・バラ!ってかんじ。
アメリカのバラはアメリカらしい名前が多かったです。
蜂も丸々と大きい!
売店では「バラソフトクリーム」なるものが販売されていたので試してみましたが、甘さ控えめの上品で奥ゆかしい味わいで、お紅茶と合うかな〜と思いました。(私はソフトクリームならゲロ甘のが好きです。お紅茶はカフェインがダメなので飲めません)
そんなかんじで、ちびっこと貴婦人にもまれながら、園内を1時間ほど散策。
個人的には、バラは蕾が好きです。
慎ましさの中に秘められた無限の可能性を感じます。
せっかくなのでちょろっと大温室にも道草
散策したのはバラ園だけと言いましたが、ありゃ嘘だ。
ランやカトレアも好きなので大温室にもホイホイされてきました。
まあ、行ったら、サボテンに全部もってかれたんですけどね。
壮大なその名前と共にお楽しみください。
「黒土冠」
「長刺白珠丸」
「青乱雲」
赤いけどね…
「大福丸」
「月世界」
「奇想天外」
奇想天外は和名で、正式名を「ウェルウィッチア」といいます。
・2枚だけの葉を延々と伸ばす
・デカい個体は直径8mくらいまで伸ばす
・寿命は1000年以上
・生態が特殊すぎてウェルウィッチア科はこいつだけ
・生態が特殊すぎてぶっちゃけサボテンかも怪しい
という、いかにも奇想天外な植物。
こういうのを知ると、宇宙にはまだまだ知らないことがたくさんあるんだな〜って興奮しますよね!めっちゃ楽しい。
いざ、深大寺そばへ!
想定外の出会いで、大温室にもかなり長い間滞在していましたが、腹が減ったぞ!ということで、そばへ!
かの名高い深大寺そばゾーンは、公園を出てすぐです。
いいねいいね〜!
深大寺と、数件のおそば屋さんと、おみやげ屋さんやらお団子屋さんやらが、散歩というほども歩かない一角に、ぎゅっと集まったかんじ。温泉街とか好きな人はたまらない雰囲気が調布で味わえる!
母上が約5年前の記憶を手繰り寄せ、「たしかここがいちばん美味しかったはず…」とのれんをくぐったのは、名店、玉乃屋さん!
サッと出てきたそばは、ツルッとたいらげられ、瞬殺。
よい喉越しで美味しかったです!
最後は、鬼太郎ハウスでおみやげを買って〜、
記念撮影して〜、
帰宅!
東京のわりかし中心部でこんなに緑と触れ合えるとは思ってなかったのでとても楽しかったです!気持ちよかった!
吉祥寺の井の頭公園だとカップルとか地元民が多いしちょっとね〜、って人は、バスでぜひ神代植物公園まで出てそばを食ってください!!!
追伸:このペンギンシャツは帰り道に吉祥寺で買ったよ!京都旅行編で大活躍したやつね!
[ad#rec300]