股関節問題からのクイックターン改善が現在のメイン課題ですが、もうひとつ地味に、解決に向けて取り組んでいることがあります。
スタート台の上でまっすぐ立てない問題。
立てないんだ!
だって怖いじゃん!
いやさすがに、裸足の仁王立ちでいいなら立てる!
でも、クラウチングするために台の上で脚を前後にするの怖い!
レース用モノフィンなんて履いたら、怖いとか以前に動作としてうまく立てないから、背中とか首とかいっつもスタート直前につりそうになって困ってる!困ってるんだ!!!
困ってるからブログのタイトルもスタート台への憎しみと自分への失意を込めて「傾斜角10°」なんだ!!!!!!!!!
足首問題
フィンスイミングのモノフィン種目は、まずプールサイドに座ってモノフィンを履いてから、ずりずりとスタート台まで這い上がって、台上で座った状態でフィンの位置を合わせてから立ち上がって構えるのですが…
私は、その最後の「立ち上がる」ができない!
なぜなら!
その手前の「しゃがむ」ができないから!
かかとをスタート台に付けたまま尻を浮かすことが、できない!
しゃがむ姿勢が取れない…。
言い換えると、いわゆる「うんこ座り」ができない。
駅前で祭りが開催されるとどこからともなく湧いてきては屋台横にたむろするヤンキーを見かけるたびに、上手にしゃがんでるな…足首柔らかいのかな…と、羨望の眼差しで見つめながら通りすぎるわけです。(注:ファンタジー表現です。八王子は都会なのでヤンキーはいません)
恥を忍んで村松さんに相談したところ、どうやらポイントとなるのは、単純に「足首の硬さ」だけではないとのことで。
・ふくらはぎ
・ハム
・尻
・股関節
このへんの緩め方を教わったら、それだけでもだいぶ変わりました!
スタート練習ができる環境にないので実際のところはわかりませんが、ひとまず、人並みにスッとしゃがみ、スッと立てるようにはなれたはずです。(注:貧血・寝不足・低血圧による立ちくらみは除きます)
でもすぐハム硬くなる!
ので、おとといから、子供の相手してる間に気がついたら絶対に振ったり伸ばしたり動かしたりしてとにかく緩めまくるようにしましたし、子供と目線を合わせたいときには足首の現状把握と曲げ伸ばしの練習のため、外出先でも人目を憚らずにうんこ座りをしています。これでヤンキーの街・八王子にまたひとつ溶け込めたな…(注:ファンタジー表現です。八王子は大都市東京ですからヤンキーはいません)
バランス力問題
私と言えば、バランス力皆無人間。大学生の頃から2年前までにお世話になっていた整体師さんや理学療法士さんからは、見事に全員から口を揃えて「片足立ちの練習しようね!」と指導され続けてきたのがこの私です。足は2本なんだから、1本だけじゃ立てるわけないんだが??
というわけで、これも村松さんに相談。
これは、言葉で説明するの難しいのですけど、教わったことをそのまま書くと「受容体からの入力量を増やすことで、筋肉への出力量を増やす」という手法で解決。
片足立ちをするのに、タオル持ってタオルの手触りのこと考えながらやるのと、タオル持たないのだけで、全然成果が違うのです! 意味わかんないよね。今すぐ一旦スマホ置いて試してみてくださいね!
村松さんには「片足立ち、苦手です!(ドヤ)」と言ってからスタートしたのに意外とできてしまって、片足スクワットへのトライを促され、もうほんとにできないのになあとしぶしぶやってみたところ、これも普通にできてしまって。
村松効果(あのジムに滞在していることによるプラシーボ効果的なやつ)を、つい疑ってしまって、帰宅後、その辺に転がっていた子供の脱ぎ捨てたパジャマを持ってもう一度やってみましたが、やっぱり10回普通にできました。うける。疑うんじゃないよ
これを続けていくうちに、必要な出力が整っていって、手に何も持っていない本番でも使えるものになるだろうという算段です。
まあ、片足スクワットができるようになったのは、これも最近の尻トレが効いたからもあると思います! でもタオルの有無で差が出るのは本当だし、これに、勝色、味、香りの村松式コンディショニングてんこ盛りコースをつけると、やっぱり全然違うのです。おもしろいね〜
ということで、長年の「スタート台の上で立つの怖い問題」、ようやっと解決に向かう道筋が見えてまいりました。
これをお読みになったみなさんは、私が上手にうんこ座りしているのを目撃した際は、ぜひベタ褒めしてくださいね!!!笑