泳ぎに仕事にマンネリしてきたら腹筋トレーニングだ！

タイトル、マジで本当ですよ！

先日、仕事帰りの我が夫くんに腹筋トレーニングをゴリゴリにけしかけてみたところ、その夜、布団に入りながら「すごい！腹筋やったらめっちゃ身体軽い！背中とか肩とかの疲れが気にならない！汗が止まらない！身体が健康になってる！！！」と大興奮の様子だったので、本当です！

ちなみに、けしかけた理由は特になく、単に、最近お腹が気になっていらっしゃいませんか、ここにヨガマットを敷きましたから野球部時代を思い出して鍛錬されてみてはいかがですかと申し上げただけです。

夫くんのお腹のことは置いておくにしても、自分も、全然泳ぎに行けていなかった会社員時代、たまたま出勤が少し遅い時間になった日に思いつきで筋トレをしてから出勤したら、めちゃくちゃパフォーマンス良かったのを覚えています。

また、正社員を辞めて泳ぐ時間が取れるようになった最近でも、筋トレをしっかりやるとこれまたパフォーマンスが上がっています。一般的なスイマーは「泳いでて身体は動かしてるから、更にプラスして筋トレするほどがんばらなくても何とかなるやろ」と思いがちですが、実際やってみるとまったくそんなことないんですよね〜。

筋トレが諸々のマンネリに効く理由を推測

科学的な根拠を取ってくれるほどの装置も文献も手元にないので、あくまで推測ですが…

血液の循環が良くなる

まずは単純にこれがいちばんデカいでしょうね！

仕事中、同じ姿勢でずっとじっとしていたり、ストレス→血圧上昇→血流悪化が起きていたり、仕事で身体も心も疲れ果てて自宅にいるあいだずっとスマホを片手に布団に潜ったままだったりと（笑）、仕事をしているとどうしても血流が悪くなりがちなものです。血を巡らせることとは酸素を巡らせることとほぼ同義ですからね、そりゃ「身体が健康になってる」感じは大いにあるでしょうね！

肺の中の古い酸素を吐き出してリフレッシュできる

普通の呼吸であれば肺の浅い部分で済ませられるので、特に運動をしていない人の肺の中はほとんどが古い空気で満ちているらしいですよ。深呼吸してリフレッシュ、というのはあながち迷信でも民間療法でもないみたい。ただ、深呼吸って、飽きるんですよね〜！大きく息を吐いて〜、吸って、もう1回吐いt…のあたりでもう飽きます。深呼吸は手段であって目的ではない。そんだったら筋トレしてボディを鍛えつつ、その息が上がってきたついでで深い呼吸をすればいいのではなかろうか、そういうかんじです。

やっぱ酸素なんですよ酸素！自宅の専用酸素カプセルに笑顔で入り込むスポーツ選手をTVなどで見かけますが、酸素を取り込むことで、疲労除去、美容促進、集中力向上、新陳代謝が良くなり脂肪燃焼にもつながる、といいこと三昧なわけです！

腹筋に力が入ることで姿勢が改善される

大学生時代、理学療法士の先生より、「人間に限らず猿の仲間は直立の状態になるとき腹筋（下腹部）に力が入っている。だが君はまるで入っていない。君は猿未満だ！」というありがたい説法を受けたことがありました。現代人はただでさえPCをいじりスマホをいじっているので背中が丸まりやすく、腹筋に力が入りにくい姿勢になりつつあります。腹筋トレーニングをすることで、「腹筋に力が入っている状態」を作り出し、正しく美しい立ち姿勢に矯正され、心身ともにシャキッとなる、という方程式ですね！ついでに、姿勢が正しくなり背中の丸まりが取れる＝胸が張った状態＝肺が広がりやすい状態＝酸素が行き届きやすい状態、ということでやっぱり酸素なんですよ酸素！

脳内に快楽物質が分泌される

これは科学的根拠ちゃんとあったわ！ググったら出てくるからみんなも調べてみてな！

身体トレーニングを行うと、ドーパミン、セロトニンなどの快楽物質が脳内に分泌されるそうです！だからリフレッシュできてパフォーマンスも上がる！わかりやすい！

パンピースイマーの我々に体幹は意識しづらい

最後は泳ぐときの話ですが、我々のような一般的なスイマーにおける、キツい練習をしたとき身体的にキツいな〜と感じる部位ってどこでしょう？大抵が、「腕」「肩」「脚」「呼吸」とかそんなかんじかと思います。「泳ぎ込んだから腹筋が疲れたぜ〜っ！」ってなることって、今まで何回ありました？私はほぼないです。腹筋って、上半身と下半身のパワーを連動させるために必須の部位のはずなのに、なかなかうまく使えてない部位でもあるんですよ。だから、腹筋に一度力を入れておくことで、上半身と下半身の連動に無駄がなくなる。そしてパフォーマンス向上。そういう仕組みだと推測します。マスターズでよくお見かけする「パワーで押し切る系単発短距離専門おじさん」も、十中八九、腹筋で押し切ってるわけではないですからね。あれは腕力です。えてしてお腹はポヨポヨ。