歩くの奥深い

これがようやく、片腕片脚ずつなら浮かせられるようになってきたところで、ふと考えました。

この姿勢で毎日の散歩ができたら、それはもう最強なのでは??

背骨本来の湾曲を滅殺して完全I字にするわけなので、自然な歩き方ではありませんが、腹圧入れて胸を伸ばした状態のまま普通に呼吸しつつ腕脚を動かすという、泳ぐ姿勢の練習と考えたら、なかなか悪くないような気がしてきました。

 

ので、今日、やってきました。

天文台通り延々南下コースです。

 

ペースはのんびり、歩幅は広くなくてOK(キックの蹴り幅だって広すぎると良くないし)、背中にポールを乗せたときと同じことを意識しながら。

最初の1kmくらいは、腹筋の前部表面と、脇腹の肋骨と骨盤の間の部分への軽いテンションを感じる程度でしたが、途中でポケモン捕まえたり写真撮ったりして休憩しながらもだもだやっているうちに、丹田のあたりも感じられるような気配がありました。なんとな〜くです。正直まだあんまよくわかってない。帰宅して入浴前に、今日の散歩を思い出して姿勢を作ってみてから鏡を見てみたら、背骨全然まっすぐになってなくて腰が浮いてたので、まだ丹田は弱かったと見えます。

肋骨の中に効かせるのが下手だということはわかった。それは上半身を水泳ほど動かしてないせいもあるだろうけど、それを差し引いたって陸でももうちょい再現性上げたいなあ。

あ、尻はなかなか効かせられるようになってきている自信があります!! 1年前は魔女トレやってるそばから「あれっ…お尻のくぼみ…消えました…」と言っていたのが、今はほぼ100%の確率で、くぼみ、駐在してくれています!! 股関節の動きやお腹の引き上げは向上してるってことかな。そういえば以前のように歩いてて股関節が中で引っかかって痛むってことはなくなった。こりゃ水着になったとき大変だぞお〜!!!

首は伸ばすんだけど、顎を引いて真正面を見るというより、クロールみたいにちょっとだけ上を向いて歩いたのは、ちょっと新鮮でした。ああ〜これは首筋に変な力が入らなくていいね。夕暮れ時の空の色は「そろそろプールに行って練習開始だぞ!」って雰囲気を出してくれるので好きです。

 

本当ならこういうのを、まさに日常生活から、ご飯食べてるときでも冷蔵庫から麦茶を取り出すときでもできていればいいんだろうけど、何事も段階というものがありますし、とりあえずは「シューズ着用中は必ず気をつける」の縛りでやってみることにしました。

散歩にもいろいろバリエーションがつけられるようになってきて、大変よろしいことです! これでな〜朝や昼の明るいうちから散歩ができればもうちょいいろいろスムーズなんだけどな〜。最近、夏の日差しで日焼けすると、かゆみのある湿疹ができるようになっちゃったので、日中はずっと家の中です。晴天の初夏、街行く半袖の民の装備品はあってマスクくらいの中、私だけマスクにプラスしてサングラスと帽子に長袖の上着羽織って外出してんの、けっこうウケる。いやウケません!!!!! 病気を笑うな!!!!!!!(情緒不安定)

 

さて、このもだもだした一連の取り組みを試すチャンスが、いよいよ到来しました。

まあきっと第2波やらなんやらでまた泳げなくなる可能性もなくはないので、ここから水泳モード! というよりかは、一遍試したらまた陸トレに戻って組み立て直し、という気持ちで泳いでくるつもりです。

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