72日間泳がなかった期間の振り返り

3/27の最後の辰巳練から自粛スタートして、次に泳げるのは(何もなければ)6/7で、72日間。72日間かあ。気持ちのリセットには長すぎるし、何かを習得するにはちと短すぎる期間だったなあ。
とはいえ、泳ぎたいという気持ちがあるのに泳げない期間だったという意味では貴重なサンプルなので、何か今後に活かせるようにまとめておきます。

 

◆3月終盤
とりあえずストレッチ系から始める。この頃から肩甲骨との格闘がスタート。

◆4月頭
可動域を多少広げたところでコントロールできるだけの筋力がないことに気づき、道のりの険しさにさっそくヘコむ。Twitterでお習字大会が始まる。

◆1日後
とりあえずアプリ入れて筋トレを習慣化することから始める。この頃から片脚スクワット、アブローラーとの格闘がスタート。

◆4月2週目
YouTubeでやってた一般女子向け30分間耐久踏み台昇降すら耐えられない貧弱な脚に憤慨。ふくらはぎが腫れすぎて足首が曲がらなくなってしまったので、有酸素運動は一旦置いておいて、アプリの筋トレと魔女トレの追っかけをメインメニューに。

◆2日後
一般的、むしろ導入レベルと言われるような有酸素運動もろくにできない、身体も柔らかくならん、アプリの筋トレはやや飽きてくる、アブローラーもできん、魔女トレやってても(もちろん発見がたくさんあってとても楽しかったんだけどあのときはそれ以上に)できないことが多すぎて、自尊心をゴリゴリに削られ、Twitterでエアー御朱印集めを始める。

◆4月3週目
右の肩甲骨との闘いに天井が見えてきてしまって萎える。Twitterに流れてくるトレーニング動画にやたら高難易度なもの、奇抜なものが増え、YouTubeライブの流行にもついていけずヘコむ。できることをやって気持ちを落ち着けたくて、ドンキでバランスボールを購入する。ドコドコドコドコドコする日々。なんかすげえ舌攣ってた。

◆4月4週目
見た目が派手なトレーニングは脇に置いておくことに。基礎的な筋トレを、基本のフォームから勉強。魔女トレ追っかけ再燃焼。何回ヘコんだのか、カウントが追いつかなくなってきた。

◆4月5週目
背骨・胸郭・体幹・丹田・尻周辺のエクササイズがこのあたりで定着する。尻にくぼみがあることを喜ぶ。腹横筋が意識できるようになったことを喜ぶ。舌をよく攣ってたのは、力を入れようとするときに舌を丸めるくせがあるみたい。よくわからん。

◆5月1週目
まだ運動不足で、夜になっても眠くない時期が続くし、体重のリバウンドも観測される。シューズを買う。散歩スタート。運動量の確保と、立ち姿勢の見直しが目的。

◆5月2週目
1.5時間歩くのは大丈夫そうだからと、この頃から持久走がスタート。紫外線による湿疹もスタート。過去の失敗例で刷り込まれてしまった「走ると膝が痛くなる」の思い込みの打ち消しに成功。調子に乗ってスピードを求め始める。

◆5月12日
湘南OWSの中止が決定。過去の大会を振り返っていたら、あまりに変化のない自分に腹が立ってきて、このあたりから運動量が増える。なんとなく「痩せたい」から、「体の見た目をこんなふうに変えたい」という願いが輪郭を見せてくる。

◆5月3週目
中強度の持久走だけでは運動量の確保はできても引き締め効果は薄いと判断、流行りのノルウェイ式HIITとやらに何度か挑戦するも、どうやら「そこそこの脈に制御して動き続ける」という長距離の特性を要らん方向に活かしてしまうようでうまく追い込めなくてヘコむ。ノルウェイからは一旦離国し、「心肺に高負荷をかける」「筋肉を追い込む」の練習をすることにフォーカス。

◆5月4週目
下腿に筋肉ついてきたかんじが出てくる。でも脛が折れそうなほど痛くて萎える。淡々と走る持久走スタイルから、前半は腹筋やら胸やらを意識するだけの散歩&後半にちょいインターバルのスタイルに変更。でもHR150以上がなかなか出せず萎える。夜は寝られるようになってきた。

◆6月頭
「追い込む」が非常にヘタクソであることを自覚してヘコむ。立てなくなるまでスクワット&箸が持てなくなるまで腕立て伏せをやってみるかと思い立ち挑戦するも、そういえば結局立ててるし歩けてるご飯も普通に食べられていて、釈然としない気持ち。

 

以上!

 

良かったところ:
自分の能力についていろんな角度から掘り下げられたこと。こんなことでもなきゃ、ここまで試行錯誤なんてしてなかった。

悪かったところ:
萎えすぎのヘコみすぎ。それはうぬぼれの裏返し。

定着したこと:
・朝60分前後のストレッチ、特に胸・背中・首
・60〜90分の散歩、持久走
・自分の動画撮影
・腹圧、丹田、背骨の意識(Lv.1→2になったくらい)
・高難易度より基礎基本
・身体の状態を観察すること
・午前中に起きる(ただし昼寝で日が暮れることはある)

入手できてないこと:
・ブリッジしても骨の軋みを感じない程度の柔軟性と集める力
・片脚スクワットできるだけの姿勢維持力と筋力
・膝立ちでいいからアブローラーできる筋力
・立甲できる肩甲骨
・掌をペタリと付けられる前屈
・HR160越え
・文字通り「立てなくなるまで」追い込める精神力と肉体と加減

わかったこと:
苦手なことは陸でも十分に対策可能であること。泳げないことを嘆く必要はないこと。

 

自分を因数分解していくのは楽しいんですけどね。「追い込む」ってのがここまで難しいものだとは思わなかった…。今までのはやってるつもりなだけだったなあ、今まで何をやっていたんだ、と思ってしまうとまたヘコむので、さらに深層ステージに進めたぞ、あとは何度か挑戦してデータ取れば攻略法くらいは見えてくるんじゃないかな? というニュアンスで捉えておこうと思います。はあ〜〜〜道のりが険しい〜〜〜!

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