岩手旅行おまけ編

岩手の旅おまけ編！なんてことはない、写真をベタベタ貼り付けて感慨に耽り自己満足に浸りたいだけのコーナーです。これは小岩井農場でひつじショーを観る前に食べたアイスクリームです。

第3位：結びの宿愛隣館はとても良いお宿でした

弟妹と旅に出るときは、とにかくリーズナブルであることを基本に置くので、訪問先でエンジョイする以外は極めて質素に、宿泊先は大抵ビジネスホテル、食事は大抵ファミレスかコンビニの我々。

しかし、別に「豪華なホテルが嫌」「豪勢な食事とか勘弁」と思っているわけではありません。そりゃ5000兆円持ってるなら全部欲しいけど、限られた資金で人生を謳歌するには、メリハリが不可欠なのです。

ですが！

両親も一緒なら話は別だ！！！

今回はじゃらんで岩手の旅館のページを開くと最初に出てくるお宿に泊まったよ！！！

いや〜レンタカーをロータリーに付けるとすぐさま係のおにいさんが駆け寄ってきてくれるのでキーを預けて車を停めにいってもらうなんて宿、人生で初めてだよ〜！車内BGMとして購入したばかりのCD「劇場版ポケットモンスターキミにきめた！ミュージックコレクション」をガンガンにかけていたのですがおにいさんも喜んでくれてるといいな〜！

「劇場版ポケットモンスターキミにきめた! 」ミュージックコレクション

posted with カエレバ

ヴァリアスソニー・ミュージックダイレクト 2017-07-26

エントランスでの記念写真は一応撮る勢。

今回泊まった部屋は、手前に布団が5組敷ける和室と〜、

同じくらいの広さのソファのある部屋と〜

その奥の扉の向こうにある、謎の洋室。

え…何…ここだけちょっと殺風景というか…雰囲気違くない…？

念のため、花瓶の下や絵画の裏なんかをチェックしましたが、お札の類は確認できませんでした。
食後に戻ってくるといちばん手前の和室に全員分の布団が敷かれていたので、この洋室のベッドを使うことはありませんでしたが、着替え部屋として重宝しました。

部屋から見下ろせるお庭もよさそうだったよ！雨ばっかりで散歩できなかったのが残念！

無料でコーヒーやジュース、棒アイスがいただけるラウンジがあったのも最高です。お風呂上がりのくつろぎのひとときとして、模擬面接も楽しめました。面接官役は父上ですが、妹君による採用予定部署の上司役が同席しているという設定でしたので、面接中にも関わらず手元のスマホをいじるこの表情を見るに、結果はお察しといったところです。（それでも一次面接は通ったらしいです）

温泉宿といえば、血圧測定大会もしっかり押さえておきたいところ。低血圧家族。ひとりは脈拍も低くてマジで心臓が止まりそう。私ですけど。

ごはんもね…おいしかったよ…2日目なんか大人の事情で個室での食事だったんだけどまあ〜〜〜おいしかったよ…朝ごはんもとてもおいしかったのでアンケートに「朝ごはんがおいしかったです」って書いたよ…取り寄せて毎日食べたい…

さて、この宿のウリは温泉！

…なのですが、我々は別のところに楽しみを見出していました。

それは、岩盤浴。

父上、母上、妹君が、岩盤浴やったことないって言うんですよ〜！！！
え〜！！！！！
人生の何割を損しているのか！？！？！？！？？

今回の旅の取り付けるにあたって協力してくれた旅行会社さんが、旅先で使えるクーポン券をくれていまして、その中に、ここ愛隣館の岩盤浴体験コースが入っていたのです。そんなの使うじゃんね。みんなで行こうよ〜と気軽に誘ったところ、私の父上は新しい体験にことごとく慎重な姿勢を見せるタイプでして、今回も「子供たちで使ってきたらいいよ」などと体良く断ろうとするのですが、そうは問屋がおろしません。いやいやいや！あったかい石の上で！寝てるだけ！気持ちいい！汗かいて爽快！サウナより快適！新陳代謝が上がる！温泉とはまた違う気持ちよさ！ …せっかく遠く岩手まで来て、こんな素敵な宿で、実質タダで岩盤浴ができるのだから、ぜひ体験してもらいたい。その一心で、娘（高瀬）は父上を説得します。しかし定年退職直後の父上は企業戦士時代の慎重さを崩さず「手順がわからないと不安」「時間はどのくらいかかるのか」「水分補給はどこでできるのか」「着替えは温泉の脱衣所とでのことだが岩盤浴終了後はエステコーナーから脱衣所まで汗だくの格好のまま歩くことになるのか、それはどうなのか」などの心配要素を列挙。うんうん、この細かいところにもよく気づける気配りさんな気質が、所属会社を数十年間安定させる礎となってきていたのでしょうね…うんうん…うん…そんな細けえことはいいんだよ！！！ とは言うまい。こちらもカウンセリングの技術には多少の自信がある元先生の立場。なるほど、それはたしかに不安ですね、さすがの着眼点でございます、わたくしめが確認してまいりますねと、7階の宿泊部屋から2階のフロントに走り、地下1階のエステコーナーに走って情報を集め、前日には資料を見せながら岩盤浴の手順と効能をひとつずつ確認、当日も集合時間5分前にはエステコーナーに先回りして待機するという、旅行会社の人かな？ばりの対応を披露しました。

結果的に、岩盤浴未経験者3人は、3人とも岩盤浴なるものをとても気に入ってくれたみたいです。ヨカッタネ。

あ、夜にはマジックショーとかもやってたよ！

施設もサービスも接客も快適だったから岩手に行った際はぜひ！！！

第4位：ハイブリッドカーとの遭遇

レンタカーの旅って、初めてしたんです。

父上が「乗り慣れてない車を運転するのはこわい」っておっしゃるので。

でも、私が結婚し、父上以外の運転手が私と夫くんの2名に増えたことが安心材料になったようで（妹と弟も運転免許は取得済みですが、高価な身分証明書としての役割のみ担っています）、今回初めて、レンタカーの旅、採用。

我々夫婦、普段はタイムズのカーシェアでスズキのスイフトとかホンダのフィットとかしか乗っていなかったので、7人乗れるおおきいくるまに大興奮。

大興奮。

ハイブリッドカーって…すごく静かなんですね…
2泊3日、走り倒しましたが、ガソリンも全然減らないし、加速も停止もスムーズだし、とても楽しめました。パパー！あたし、あのあおいくるま、ほしいー！

ところで、東京を走っていると「道も狭いし、わかりにくいし、制限速度＋10km/hはマナーみたいなところあるし、後ろの車がやたら煽ってくるし（無視するけど）、東京は怖いなぁ…」としか思わないのですが、その感覚で岩手を走ると、我々が煽りのようになってしまってびっくりしました。普通の車間距離を取って走ってたつもりなのに、前を行く車が傍に停車して道を譲ってきたときには…なんか…本当にごめんね…って思いました。恋人よ…君を忘れて変わってく僕を許して…