最近マスターズ大会でよくお見かけする星奈津美さんの「バタ足バタフライ」「キック板バタフライ」のドリルですが、
【1月 東京都新春マスターズ】
【3月 FIA】
見た目はすげー難しそうですけど、やってみたら意外とうまくできたんですよぉ
…という経験と、
ちょっと前の記事でもバタフライについては自分なりの考えをごちゃっとまとめてはいましたが、この前、モノフィン履いてサーフィスを泳いでたとき、ふと「この、上半身を上のほうの腹筋で止めて、下方でなく前方に入水するかんじ、バタフライでも一緒なのでは」と考えたのとがあったので、試しに挑戦してみました。
そしたら、最近のバタフライは25mだと17秒くらいでしか泳げなかったのに、
15年ぶりくらいに25m15秒で泳げました(*´◒`*)
ウケるね(*´◒`*)
1、無駄な動線が減る
超絶雑図解ですが、単純に、a-dのように泳ぐより、A-Dのように泳いだほうが、動線が短くて済むから速く泳げるに決まってるよね、ということかと。抵抗も減るし。
ついでに言うと、上半身の無駄な動きが減ったおかげで、それにつられてキックもコンパクトになり、大振りの空振りではなくなったような感触があります。水面にお尻や足首が出ちゃう量が減ったかんじ〜
2、キャッチに力が入りやすくなる
これは柔軟性と筋力の問題で個体差あるので、全員に当てはまるわけではない気もしますが…
入水で深く潜りすぎる(a)と、どうしても胸が開きすぎてしまって(b)、体幹を使いづらく、肩の力だけでキャッチにもっていくのは結構大変なわけで、最初の数ストロークだけならまだしも、疲れてくると、力の入れやすい位置まで上半身が浮いてくるのを待ってからようやくキャッチに入る(c)なんてことにもなるわけで
水面に対して平行に、なるべく浅く上半身を入れることで(A)、体幹を使った素早いキャッチが可能に(B)なったなぁというかんじです
3、ピッチが上がる
動線が短くなって、キャッチもすぐに力を込められるようになったわけなので、必然とピッチも上げられました! 以上!
短距離のクロールがやや行き詰まってきた感がありまして、春の短水路大会では800mにエントリーしてみたり、練習ではクロール以外を泳いでみたりしています。
でも、いろいろやってみて気づくのは結局、「根底にある大事なことは全部一緒なんだなぁ」ということ。こういう発見があるとまた練習が楽しくなりますね! ていうか図解が雑すぎて自分で描いておいて笑ってしまうので誰か水中ビデオとプライベートプールを私に買い与えてください。
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