晩夏の本当にあった怖い話 〜熱中症とナンパと押し売りにはご用心〜

つい1時間ほど前、本当にあったできごとです。


登場人物

高瀬 … 草加市在住のパート主婦。水泳ブログを書いてる。今日は散々迷ったが、このクソ残暑の中、出かける決意をした。えらい。

男性 … 高瀬の前に突然現れた、50代くらいの白髪交じりのスーツ男性。高瀬よりちっちゃかった。



なお、この物語において、高瀬はその歩みを一切緩めることなく進んだことを、先にお伝えしておきます。


一部始終 〜男性との出会い、そして別れ〜

(高瀬、コンビニから退店、ポケモンGOの画面を確認しながら歩き始める)



男性「あの、すみません、ちょっとお尋ねしたいのですが」

高瀬「はい」

男性「あのですね、私、電機メーカーに勤めていまして、今日しか休日がなかったものですから、ひとつだけお伺いしたいんですけど、」

高瀬「はい」

男性「学生さんですか?働いてます?」

高瀬「働いてます」

男性「あ、そうですか!お若く見えたものですから!そうですか!何かスポーツとかされてるのかなと思って!何かスポーツとかされてます?」

高瀬「はい」

男性「そうですか、何を?」

高瀬「水泳を」

男性「ああーそうですか!それで!どうりでお若く見えました!今、おいくつですか?」

高瀬「(だいたい)30です」

男性「あああー!そうですか!全然見えないです!お仕事は何を?」

高瀬「パートです」

男性「あっ…、ああー…、じゃあご結婚されてて、もう旦那様がいらっしゃる?」

高瀬「はい」

男性「ああー、そうですかー…、いや、ひとつお尋ねしたいことがあったんですけど、似てるなと思ってたんですが、なかったということで、どうぞお幸せに…」

高瀬「はい」



END


考察


質問はひとつではなかったのか

「ひとつお尋ねしたい」と言いながら、たくさん質問されました。
追加料金を請求するべきだったか。


男性の目的は

若い未婚の女性がターゲットだったようすなので、ナンパかな?と思いましたが、平日の昼11時に駅から徒歩10分も離れた住宅街のコンビニの前でナンパなんてするかぁ〜?? 夕方か休日に、北千住とかでやればいいのにね!

もしくは、若い未婚の女性をターゲットにした、電機商材の売りつけだったのかもしれないですね!?なんだろう!?型落ちのPCとかかな!?PCのことがよくわからなくても私メーカー勤務なんで安心ですよ!ってか!もしくはベタに美顔器とかかな!?ソーラーパネルとかかも!?


何に似ていたのか

あれかな、「おねえさん、女優の◯◯さんとかに似てますね!あー!さらにその若々しさを保つために今回オススメしたいのがこちらの美顔器なんですけど」的な作戦に持っていくつもりだったのかな?それだったらアミノバイタルをダンボールでよこすくらいの意気込みを見せろよ!!!!!

もしくは「弊社が販売しているソーラーパネルのCMに出演いただいてる女優さんに似てた」とか?そんでソーラーパネル?それはきっついなぁ〜 ソーラーパネルじゃ泳ぐの速くなれないし…


何が「なかったことに」なのか

まだ何も持ちかけられてなかったんですけど!?「なかったことに…」っていうセリフは、商談を持ちかけたものの交渉が難航したときに使うやつでしょ!?交渉しようや!あっしてたのか!ごめんな!!!


近辺にお住いの方はお気をつけください

コンビニ後、駅前での他の用事も済ませ、ポケモンを捕まえながら30分後くらいに帰ってきましたが、男性の姿はもうありませんでした。

草加近辺にお住いの若めの女性がどれくらいこのブログを読んでいるかは未知数ですが、お気をつけください。

以上、本当にあった怖い話でした♡

[ad#rec300]

タイトルとURLをコピーしました