ワールドゲームズから勝手に学ぶサーフィスのフォームあれこれ

ポーランドでのワールドゲームズが終了しましたね! フィンスイミング日本代表として出場されていた2名は、直接の面識はありませんけれど、一方的にめちゃくちゃリスペクトしていまして、当日はきちんとリアルタイムで公式サイトとSNSをリロードしまくりながら速報をチェックしていました! そろそろ帰国されるとのことですね。おつかれさまでした。

さて!

世界のトップ選手が集結したとなれば!



学生のときにやっておけばよかったシリーズ第2弾!
スーパースクショ大会、はーじまーるよー!!!



なんてことはない、自分の泳ぎと速い選手の泳ぎをコマ送りでスクショしまくって勝手に比較検討する、ひとり大会です!

個人的な感触として、最近の自分の泳ぎは、10年前の大学生の頃よりかはさすがに力強さが加わってきているはずですが、それでもどうも「がんばって丁寧に泳いでる」感が否めないというか、長距離選手に欲しい「ダイナミックさ」「伸びやかさ」に欠けるなと感じているのです。ま、クロールもそうっちゃそうなんですけどね。



さっそく見てみようね!

まずこれが7月頭に撮った自分の泳ぎ!

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ははーん、がんばってますね! えらいえらい!



己の名誉のために、恒例の最初期動画のスクショも貼ります。2016年11月!

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これと比べるとさすがに、今の泳ぎは、肩や首をすくめるのではなくちゃんとキックで上半身を前に動かせている感が出ている気がします! はいはいえらいね〜



ここからが本題。

今回、勉強に使わせていただいたのは、今回のワールドゲームズの女子200mサーフィスと、男子100mサーフィス。本当はもっといろいろ見て比べてみたいのですが、ただでさえ動画がウェブに上がることが少ない上、運良く見つけられてもプールサイドからのみの映像だったりしたので、この2つに絞りました。

200m Surface Women Finsimming World Games 2017 WORLD RECORD
world games – 100 m sf men final – world games Finswimming – 2017 wroclaw poland



女子200mサーフィスのゴール直前!
1位の選手ももっと見たいけど遠くてよくわかんないので手前の選手にフォーカス。

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ははーん?



ちなみに1位の選手のゴール前も一応作ってはいます。
なんとなーくわかりますかね?

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もう少し巻き戻して、150m手前の独泳状態のときの。
これも、なんとなーくなら…?

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男子100mサーフィス、こちらも1位の選手がちょいと遠くて見づらいので、手前の選手を中心に! ターン前です。

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どれもターン直前orタッチ直前なので、本来の泳ぎとは若干違う可能性もありますが、ま、それを言い始めてしまうとキリがないので今回は無視です!


ウルトラ検討ターイム!

1、「腰の位置を高く」がなんとなくわかった気がする

キックを、さあ、蹴るぞ! という瞬間、つまり自分でいうこのあたりのとき、

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ワールドゲームズ出場選手はかなり腰の位置が高い!頭とほぼ同じ。

ダウンキックに伴って腰も下げたほうが、見た目としてはいっぱい蹴れてる気がするけど、実際はいちばん推進力が生まれる瞬間に腰回りで抵抗も作っちゃってることになるし、腰が反っているぶんお腹に力が入りにくくて次の動作に繋げにくい、…ってこの前、めっちゃドヤ顔してメガロスで語った記憶があるのですけど…ねえ…。そういうことです。いや去年よりかは改善されてるでしょ…?_(:3 」∠)_

腰の位置については普段の練習でも結構ポイントにしているので、引き続き試行錯誤です。


2、「伸びやかな泳ぎ」も腰の高さで生み出せる気がする

最近よくわからなくなってきていたのが、「クロールは反対の腕のストロークによる推進力で入水時に伸びますが、では、サーフィスではどのように伸びればよいですか?」という問題。ここで伸びるんだろうなというタイミングはわかっているつもりなのですが、推進力が足りておらず、早く次のキックを入れないと止まってしまいそうになっていました。

これも結局は、腰が落ちていることが原因だったのかなと。平泳ぎで、リカバリーしたらいちいちストリームラインを取れば楽に伸びやかに進めるのに、腰が落ちているせいであまり伸びられず、焦ってすぐに次のストロークを始めてしまう的な、あれと同じことかなと思いました。つまり平泳ぎが最高に苦手な自分にとって、この「腰の位置問題」は結構根深いのでは…?((((;゚Д゚)))))))


3、そんなに一生懸命蹴ろうとしなくてよいのでは

これは泳いでいても最近感じていたことですが…、「いっちょがんばってスピード上げたるか!」と息巻いて一生懸命蹴っても、疲れるだけでそんなにタイムが変わらないんですよね。強く深くではなく、浅くていいので遠くに蹴ろうとするイメージで泳げたときのほうが、疲れないし速くって。でも頭の中のイメージがどうしても「なんだかんだで最終的には力強く蹴ったほうが速いに決まってる!」に染まっていて、うまくコントロールできていませんでした。ワールドゲームズ出場選手はみんな結構浅い泳ぎだ…! でも、断じて「ペラペラな泳ぎ」ではなく、技術が散りばめられているかんじ。ちょっといいイメージが作れました!

(先述の「なんだかんで最終的には力強く蹴ったほうが速い説」は、日本人選手、特に若手の女子選手は結構、思い切りうねって思い切り蹴っているように私には見えていたので生まれた考えだったのですが、あれだ、該当の日本女子選手を見るときの私は、この記事のスクショのように真横から見てたわけではなくて、前をスイスイ泳いでいるのを後ろからスタート側でぼんやり見てたからそういう風に見えたんだな…。ワールドゲームズの映像でも、正面もしくは真後ろからの水中映像は、めっちゃうねってるように見えますもんね。角度の問題だわ〜今度から速い選手の泳ぎはすれ違いざまにガン見しよ〜)


4、私の足首が逆向きに伸びすぎている件

やっぱ私の足首ゆるすぎだわ…フィンはしなっても足首がここまでしなってる選手はいないわ…本気でケガになる前にちゃんと補強しまあす。



1〜4の項目の概念のレベル感が揃ってない気がするけどどんまいです!
今回はここまで!
世界水泳が終わったら、競泳バージョンのスクショ大会、(気が向いたら)またやります!



おまけのまとめ画像(*´◒`*)

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