仙石原・すすき草原へ行ってきました

仙石原のすすき草原へいってきました!

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すごい!
車から見てもこう!もうすごい!

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見てこれ!
キラキラのサラサラ!!!

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あひゃー!!!



草加から東京都を越えて中継地点の神奈川県海老名市まで電車で2時間、海老名からは父母と合流して車でさらに1時間半。ついでに当日は小田急線で人身事故が発生したおかげで代々木上原で1時間の足止めを食らいまして、トータルで5時間ほどかけて辿り着いたこの桃源郷でした。

道を挟めば食事処と甘味処は数店あるものの、仙石原自体は、観光地というよりかは本当にただの「草原」。すすきの大群がうねる中を、行って帰ってくるだけの、一本道の散歩です。

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この道を、まーっすぐ歩きます。

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もう10月なのに関東では25度を越えたこの日、箱根の山は、シャツにパーカーでちょうどよい気温でした。雲ひとつない快晴!陽の光ですすきの穂がキラキラしてる!キレイー!

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この一本道、特に整備はされていません。序盤は踏みならされていることもあって歩きやすいですが、中盤を越えると、道というより「すすきの生えてないところを歩く」的なノリに。でもまたそれも、冒険っぽくて楽しめました。(杖でいらしてたおじいちゃん達は「もうダメだ!こんな道、歩けねえ!」と口々に叫んでは折り返していってました。そこそこの悪路です)

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この道の向こうまで行ったら何があるのかとても気になっていたのですが、答えは、「行き止まり」でした。マジか。一周回ってテンション上がる一同。

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行き止まり地点でひととおりキャッキャしたあとはのんびり折り返して、キラキラとサラサラにもみくちゃにされる約30分ほどの散歩を楽しみました。気持ちよかったです。

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時間がある人は、朝日か夕日に反射するすすきもぜひ見たらいいと思います。昼間の陽の光でこれですから、朝か夕方ならきっとやばいっすよ!


仙石原の周辺情報

食事処については、すすき草原の入口付近に数店の他、近くには芦ノ湖や美術館もあるので、困ることはなさそうです!車で来ていればなおのこと全然問題なし。



私たちはこちらでお蕎麦をいただきましたー!

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正直、お味は観光地クオリティなのではと高を括っていましたが、めちゃくちゃ美味しかったです!失礼しましたー!

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あ、車で来た場合の駐車場ですが、市営の無料駐車場がありましたので、これも問題なしです。草原近くの第1駐車場は午前11時半の地点ですでに満車でしたが、そこから10分ほど歩いたところにある浄水場の敷地を開放した第2駐車場は、スッカスカでした。快適かよ〜!

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日付が10月26日と、すすきの見頃としては終盤だったので、この空き具合は運が良かっただけかと思います。10月序盤の土日は、アホかというほど車が溢れていたと聞きましたし、かといって電車も本数が少ないため車内は観光客でギチギチの満員電車だとのことですので、タイミングですよね〜。ラッキーでした!


長安寺へ寄り道

せっかくこんなところまで来たので、2ヶ所に寄り道です。

まずは、五百羅漢が見どころと聞く、長安寺へ!

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五百羅漢というと、厳めしい石像がぎっしりと敷き詰められている、圧倒感のある空間をイメージしていましたが、ここは全然違いました。

山肌に、小さな社と、ジグザグの上り道。
そこに点々と、思いおもいのポーズで、仏様たちは佇んでいました。

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なんだかもう、現代アートの域です。
厳かと和やかの共存。



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あひゃ〜。



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奥はお墓でした。

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手前の池も水がめちゃくちゃキレイ!

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ここは山だから、だけではちょっと納得しきれないほど澄んだ水で、霊験あらかたなかんじでした。あと、鯉がでかかった。

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駐車場も仏様に見守られてました。かわいい。

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すげーよくないですか?最高です!

仙石原から2kmもないところにありますので、ついでのお散歩にとてもオススメです。

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平和公園へ寄り道

さて、2ヶ所目は10kmほど車を走らせ、御殿場の平和公園へ。
母が「インドが見れるらしい」と言うので、ほとんど前知識なしで赴きました。

そしたら、ですよ。

こうですよ。

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白い。
白いね〜〜〜?
「インドが見れる」って、そーゆーこと??



参道?をのぼって奥へ行くと、こうです。

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はぁ〜〜〜、白い!

これは、インド、だね!!!



両端では、世界中の狛犬(的な役割の何か)がお出迎えです。
ご丁寧に、足元には出身地のプラカードが。

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インド、タイ、ミャンマー、香港、そしてなぜか沖縄の、狛犬的なアレ。

私は今まで「神社で静かに手を合わせる」しか平和祈願の方法を知らなかったのですが、どうやら「アジア中の”平和祈願”を1ヶ所に全部ぶっ込む」という手法も、アリらしいです。パワースポットとかそういう概念を超えていました。新しい宇宙が生まれそう。



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靴を脱いで、

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お線香の香りが漂う中、紫色の袈裟を着てインドのお経的な歌を歌うお坊さんたちを尾行しながら、白い巨塔を一周します。


4面に渡って、お釈迦様の一生がざっくりと紹介されています。

正面はちょっと忘れましたけど、ありがたいお言葉を仰っているお釈迦様。

左面に、説法をするお釈迦様。

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奥に、涅槃仏。(ご入滅)

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右面に、天上天下唯我独尊をキメるお釈迦様。

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夫くんもキメてきました。

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ちなみに、この巨塔のさらに奥、公園最深部は、大東亜戦争の犠牲者を祀る塔がありました。ふぁ〜、平和祈願にフルボッコにされてる〜。

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あとは、日本的な神社の両脇に佇む金ピカのライオンとか、

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一打につき100円の寄付を募る祈りの鐘とか、

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突然現れるフツーの公園とか、

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そのフツーの公園の横で、特に公園を見守るでもなく、かといって白い巨塔を見るでもなければ富士山を見るわけでもない、謎のでっかい観音菩薩とか、

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その観音菩薩の足元で微笑むインド美人「なでかんのん」とか(自分と同じ悪いところをなでると良いそうです)、

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ほぼ力水しか入っていない自販機とか、

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なんかも〜〜〜、異世界は御殿場にありました。
参道の向こうは富士山です。

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以上、もう終盤は完全に平和公園にもっていかれた感がありましたが、仙石原のすすき、長安寺の五百羅漢、めちゃくちゃオススメです!ぜひどうぞー!

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