湘南OWS2017
モノフィン2.5km
女子の部
優勝できました〜(*´◒`*)
2009年度ぶり2回目!
去年は素足で区分1位だったのでなんちゃって2連覇!
ひゃほー!
会社員時代でブランクのできたディスタンスのレース感覚も戻ってきてたし、いつ妊娠出産してまたしばらく泳げなくなるかわからなかったしで、今年は正直、順位をかなり狙ってました!
蓋を開けてみたら、女子の表彰台メンツは、8年前も一緒に泳いでいたメンバー。今は3人とも既婚者…つよい…笑
ほどよい日差しと風、海の状態も開会式にて「ほぼ100点」と言われるほど恵まれた状況で、楽しく泳げました!(*´◒`*)
今回、OWSに向けて何か特別な用意をしてきたわけではなく、過去に参加したときの経験と気持ちで泳ぎ切ったと思っていているので大層なことは書けないのですが、挑戦したことなどについて記録を残しておこうと思います。
来年の自分へその1:アップでは泳がないことがいいときもあるようです
去年のウォーミングアップ後は、風がとにかく冷たくて、招集ゲートを抜けてからレース開始まで、ビニール袋にくるまりながらガタガタ震えていた記憶がありました。寒いと単純に体力が削られますし、泳ぎ始めて再び体があたたまっても疲れが抜けにくくなる感覚があってめちゃくちゃつらかったので、今年はとにかく、体温を維持することを第一に。
なので、ウォーミングアップで泳ぎませんでした!
膝上くらいまで浸かったら、あ〜、海って波があるんだよな〜、水中の視界悪いんだよね〜、といったあたりを思い出して、1分足らずでおしまい。海に入るのは去年の湘南OWSぶりでしかないし、賭けではありましたが、ま〜〜〜結果的には良かったです。海は度胸!
※プールででもいいので練習自体は日頃からできている人、落ち着いたレース展開ができる人でないとリスクのほうが高そうなので、アップのショートカットはあんまりオススメはしないです!!
来年の自分へその2:風景を見ておくのは本当に大事です
往路はオレンジ、復路はピンクのブイをそれぞれ4つずつ、合計8つのブイを通過して泳ぐ、例年通りのコース設定。今回は個人的に復路のブイがとにかく見つけづらく、3回はゴーグルを外してみたりもしたほどでした。(度付きゴーグルを外したところで、余計に見えなくなるだけでしたが)
これも、見えないものはしょうがないので、「ブイの位置はわからんが、あの白いマンションのふもとにゴールはある」という事実のみを信じてひた泳ぐことに専念。私以上にOWS経験の豊富な選手も割と口々に「何度も迷ってしまった」「ブイを見つけて泳ぐ競技なのにブイが見えないのはどうなのか」「近隣のOWS大会ではもっと大きいブイを使用している」などの意見を漏らしていましたし、ライフセーバーの人力に頼るよりお互い楽になるんじゃないかなーとも思いますので、ここ湘南はサーファーのメッカだから波はあるものということを差し引いても大会運営面の改善点として次回以降考慮していただいてもいい部分なのかなーとはちょっぴり感じましたけど、ブイが見えなくて行き詰まりそうになったときは、周りの風景を見渡して、自分の位置を想定できるだけの余裕を持つことは大事だなーと、改めて実感しました。海は度胸!
あとはめちゃくちゃ個人的な感想です
1、10代がもっと増えたらもっと楽しそう
OWSってマスターズ競技なのかな? って思うほどに大人の方の参加者が多いですよね。これ、すっごいもったいないことですよね!?
夏の終わりのこの時期だから、全国の水泳部の学生のほとんどはJOだのインカレだの引退式だので忙しいのだとは思いますけれど、少なくとも私は学生当日、一度くらい、プールだけではなく海でもレースがあること、100mや200mのレースだけではなくkm単位で泳ぐレースもあることを知って、経験しておけていたら、人生がちょっと違ったかもな〜と、今になって思っています。
何年間もタイムがさっぱり上がらなくとも、制限タイムが切れずに上位の大会に出られずとも、日々黙々とプールに通って厳しい練習を積むことを日本では正しいとされがちですが、それを、つらいな、さぼろうかな、進学したら水泳はもういいや、って感じてしまう真面目な学生スイマー、めっちゃ多いと感じてます。海に来て息抜きしたり、新しい自分の強みを知ったりできたらいいのにな! 実際、海の競技の第一線で活躍されている方も、そのほとんどが「最初は競泳をやっていたけど、プール競技がつまらなくなったので転向してきた」って方ばかりだし。いいんだよそれで〜!
学生のみんな〜! 海で待ってるぞ〜!
ていうかコーチ監督の皆様〜! 学生の未来を想うなら、有志だけでもいいからたまには海にも派遣してみてはいかがでしょうか〜!
2、湘南は規模がでかいのに雰囲気が馴染みやすい
湘南OWSは参加人数もスタッフの数も膨大なのにアットホームな雰囲気の人ばかりで構成されていて良いかんじなのは変わっていなくて、今回も、会場に向かう道すがらに知り合ったスタッフの方がちょくちょく声をかけてくださって、表彰式も見てくださってたのはとても嬉しかったです。湘南って、いいよね〜〜〜〜〜(大の字)
3、健康の大切さを再確認
レース後には、フィン仲間とBBQしながら、ここまで自分を取り戻せたのも本当に良かったなーとしみじみしてました。
会社員時代にちょっと無理をしすぎて体を壊し、突然発熱してみたり嘔吐してみたり息ができなくなってみたり、胃ガンの一歩手前とか言われたこともありましたけど、いまだにろくに消化活動をしてくれない胃を抱えながらの8年ぶりの優勝奪還は、結構すごくないですか??? 表彰式の写真を見ても自分の体はちっちゃくて貧弱だな〜とやっぱり思いますけど内臓がポンコツなのでおそらく今後もどうにもならないでしょうし、地元サイトや情報誌にインタビューされてもいいくらいですわ〜依頼どしどし待ってます♡
…とかのんきに妄想していたのは、海にいる間だけ。すべて終わって帰宅途中に疲れで気持ち悪くなり、翌日の今日は全然体動かないし、朝8時に一度起きたけど最低限の人間活動を済ませたら6時間くらい昼寝したし、今もちょっと頭痛いし…。筋肉痛はほとんどありませんが、塩水・潮風・紫外線・冷えのオーシャン四天王が私には強すぎる! レース後にどこかに寄り道してみたり翌日からバリバリ仕事したりできてる人はすげえな〜、みんなその健康な体を大切にしろよ〜!
4、あれは不慮の事故
(仕事で先に帰ってしまった男子優勝者の代打で表彰台に上って賞状と賞品を受け取ってくれた選手を小馬鹿にするような発言をしたどこぞの市長のことは、しばらく忘れませんからね…)
良い夏を送れました
人生が年々楽しくなっているのはとても嬉しいです!
とはいえ今回は、順位は狙っていたくせに、体調を整えたくらいでレースの中身は特に何も考えてなくてスカスカだったので、次は「きちんとここを対策し、このようにタイムが縮まりました!」とドヤ顔できるようになりたいな〜!
次回レースは11月のメガマスです!