”「『どこそこが疲れた、痛い』は練習が足りない証拠」という発想の下、アイシングとバンテリンのお世話になりまくりながらテーピングで該当箇所をグルグル巻きにして今日も今日とて部活やらスポーツクラブやらの練習に馳せ参じた青春時代”。
もしくは、
”「もう◯歳だし、下手に無理して怪我しちゃダメだよね〜」という言い訳の下、ちょっと肩が痛いと練習の手を抜き、なんとなく膝の調子が悪ければ1週間くらいは休んじゃうマスターズ”。
どちらもよくあることだと思います。
ていうか私のことですね!
そんな数々の経験を今振り返ってみて思うことは、
「そうなる前のケアや補強をなぜ怠ったのか」
これに尽きます。
今回は、「若いうちに少しくらい勉強しておけばよかった★ ぼくの私の懺悔シリーズ」です_(:3 」∠)_
10代の自分が伸びなかった理由のひとつは「陸トレ」の意味を履き違えていたから
昨日、その気付きの瞬間は、突然でした。
整骨院での治療の際、先生との会話にて。
「高瀬さんは足首の関節がゆるすぎるから、水中でキックを打つときに脛の筋肉も一緒に伸びすぎて、でも伸び切らないようにと防衛するために脛が硬くなってしまって、だから爪先を伸ばそうとすると収縮されるふくらはぎだけでなく、伸長する脛とそれに繋がってる足首や足の甲も痛んじゃってるんです」
と説明がありました。
目から鱗でした。よく考えたら当たり前なんですけれど。筋肉は力を入れて縮ませまくるだけではなく伸ばしまくっても痛むものだし、関節は硬すぎてもよくないけどベロンベロンに柔らかければいいというものでもない。身体の構造や自分の特徴の理解が甘いことに気付けていなかったし、甘いまま闇雲に打ち込む練習は、身体を壊すための拷問にも近いものになっているのかもしれない。
当たり前なんですけれど…でも、「トレーニング」はしてるつもりだったから、大丈夫、怪我はしないだろうって、どこかで思ってるところ、ありましたよね… _(:3 」∠)_
や、多分ね、「トレーニング」という言葉の響きがよくなかったんですよ。
ちょっと付け足して「筋トレ」とか「陸トレ」とかって言葉に変身させると、こう、「マッスル増量ムキムキコース直行便」みたいなイメージ、出てきません?? ね?? ちょっとあるでしょ?? そういうのをやろうやろうとしていたところが最近の自分にはありました。
何も、分厚く屈強なマッスルを纏うことだけがトレーニングではなかったはずなのにね。硬い部分はほぐし、ゆるい部分は強くする、怪我をしない身体を作る、それこそが基礎なのにね! 最近は「陸トレ」よりさらに広い意味を持った「ドライランドトレーニング」という言葉が水泳界では主流になりつつあるし、ていうかそうじゃなくても「補強」という言葉があったのだから、気付けてもよかったはずなのにね! しょうがないね! どんまい!
ということで、当ブログでは長年、鋼のように強くたくましいマッスルを追い求めてまいりましたが(※当社比の話です)、ない筋肉の入手方法より、ある筋肉をどう使うかを考えたほうが手っ取り早い気がしてきましたので、今後はそういう方向に舵を切っていこうと思います! ていうかたぶん60歳オーバーのマスターズスイマーのランキング上位者はそういう発想の人がほとんどな気がしてきた! ヨガとかピラティスとかの愛好者もそのへんの人に多いし! (高瀬はまだ20代だろうというご指摘はナイショでお願いします)
あ、「特に大人は、闇雲に泳げばいいってもんじゃない」という考え自体は結構前から持っていましたが、それはフォームがある程度確立した上級者に言えることで、初級者に関してはまずは自分のフォームを確立させないことには不安ばかりが先立ってしまうしそもそも水泳がおもしろくなくなってしまうので、やっぱりまずは(低負荷であることを前提に)自分なりのフォームを追求することを優先したいよねぇ、という言い訳を、高負荷に耐えることには自他共に定評のある私がしてしまったことが、ここ最近の私のやれ足指が痛いだの足首が痛いだのの根本的な原因であることをお伝えしておきます。念のため。段階に見合った強度で取り組むべきでした! がんばりすぎたね! てへぺろ〜(。・ ω<)ゞ
取り急ぎ、身体のケアを大切にしてみています
そうは言っても、ハイじゃあ明日からヨガやってみましょうね、という気持ちにはなれないので…、
プロテインと各種サプリメントの摂取は、日々疲労したボディに欠かせないことは確実ですので続けるとして…、
軽いストレッチや体幹補強も当然続けるとして…、
私のか弱い脚を保護するため、こちらのアイテムを再導入しました!
これです!
イオンドクター!
膝下まであるやつだよ!
店舗限定カラーのペイズリー柄だよ!
フィンスイミングとライフセービングがめちゃくちゃ速いお兄さんが、昨年の冬にSNSで「会場で脚を冷やさないためにはこれ!」と言っていたのを見かけてなるほどー!! となり、すぐに越谷レイクタウンで購入したものです。
細かい効能などは公式サイトの説明をお読みいただくとして、こういった系統のものは、締め付けが強すぎたり、重たかったり、通気性が悪かったりするのが常である中、これは軽いし快適! 冷え知らず! …ではあったものの、購入当初は単に「冷え対策」と思って使っていたので、冬が明けると同時にタンスの肥やしになっていました。
…が、季節は夏に変わってもこいつで脚をケアすることで、血行を良い状態に保ち、筋肉の疲労を抜くことができるのでは? と、突然ひらめきまして、急遽タンスから出陣。現在、主に就寝時から午前中にかけて、低血圧で冷え性な私を脚から助けてくれています。クーラーを付けて寝ると足元が冷えがちなのをカバーしてくれるという意味でも大活躍中です! いいぞ! と思いながら例のお兄さんの近状をチェックしたら、お兄さんも夏でも使ってました! フフ…そうでしょうね…われわれはかしこいので…(ドヤ)
この、冷え性なくせに冷えに対して無頓着なところとか、こういうところから少しずつ改善を加えていくことも、大きい意味では補強ですし、己を高めることに繋がっているかなとポジティブに考えてみています! 次はあれだな、熱中症になりやすいくせに水分補給に無頓着なところとか、改善してみようかな…めんどくさいんだよね、いちいち飲むの…
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