第1回湘南OWS茅ヶ崎大会 〜プロローグ〜

   

前回のあらすじ》

東京都市町村大会を終えたら、クレジット機能付きSuicaを紛失していたゾ! (*´◒`*)


プロローグ

クレジットカードの停止手続きや、Suicaにチャージしたばかりの5,000円、Suicaを入れていたピカチュウの刺繍入りパスケース、ピカチュウパスケース(ピカパス)に入っていた練習会の回数券だとかポイントカードだとかに気持ちを馳せつつ、一夜明けて湘南OWS茅ヶ崎大会!

9月の本チャンのほうの湘南OWSと流れは一緒だったぶん油断していたら、誓約書に印鑑を押すのを、出発直前まで忘れていたぞ! 朝の7時に文房具屋なんて開いてないから、茅ヶ崎に住む義両親に即TELして印鑑を拝借する約束を取り付けたぞ。大会に赴く者に恥じらいなど不要。書類は届いたらすぐ読もうな!



当日の茅ヶ崎は「浜降り祭」という、近隣の神社のお神輿が朝4時から8時にかけて街を横断し海へ入る、海街ならではのお祭りがあり、9時頃まで交通規制がかかっているとのこと。大会の選手受付は8:00〜9:15。ちょうど混んでいそうだったので電車で行こうと提案するも、観戦組の父母の「お祭りの会場を避けて通れば大丈夫っしょ!」なお気楽モードに最終的には乗っかって、車でGOしました。



この選択が命取りになることを、まだ彼らは知らないー…。



[7:30]
実家を出発。

[8:10]
茅ヶ崎市に入る。
義両親宅に寄り「高瀬」の印鑑を借りる。
義両親とは後ほどビーチで再会する約束をし、会場へ。

[8:20]
海岸沿いへ続く丁字路へ出る。
海岸沿い、めちゃ混んでる。
父「信号が短いんだね。でもこの先は2車線みたいだし、曲がっちゃえばあと5分だよ」

[8:25]
信号、一向に曲がれず。
母「おまわりさんがいるね。何か事故でもあったのかな?」※1

[8:30]
信号を渡り、海岸沿いに出るも、一向に進まず。
母「あそこにいるおじいさんたち、雨の中ずっと立ってて何してるんだろう?」※2
父「ジャケット着てるし、仕事かな? それにしちゃ傘が派手だね」
私「同窓会のお迎えの車待ちとかじゃん??」
母「元気だねー」

[8:35]
一向に進まず。
暇を持て余した私、車窓の様子を撮影し夫氏に報告。夫氏からは返事として「職場の先輩から送られてくる答えに困る系LINE」なる茶番が送られてくるも、私、車窓の様子を眺めるのに忙しかったため塩対応してしまう。

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[8:40]
一向に進まず。
私、ようやく不穏な予感を察知し、車内でとりあえず水着を着始める。

[8:45]
「えっやだ! 浜降り祭の会場ってこの先だったの!? 後ろだと思ってた!」

そう、この渋滞、事故などではなく、浜降り祭の交通規制だったのである。

私、車を捨てて走り始める。



会場まで2.5km!

選手受付時間は9:15まで!

残された時間は30分!

普段の徒歩では1km20分かかる亀スピードの高瀬、ランニングとは無縁の高瀬、はたして間に合うのか!?



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(夫氏・my母・私のグループLINE)



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(8:54時点の私の位置。目的地は「東海岸南」周辺)



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(走るのに飽きて浜降り祭の写真を撮り始める)



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(8:57時点での私の位置。3分ごとにスクショを撮っているのは、余裕か、絶望からの逃避か)



浜降り祭の会場付近はさすがに祭の見物客で賑わい、歩道からはみ出るほどだったが、会場を過ぎてしばらく走ると、あとはひたすら続く防砂林の並木沿いを進むのみとなった。

朝のランニングに励む地元住民とすれ違いながらひた走る最中、ふと、金属製の何かが落下した音がして、振り返る。



うちの家の鍵が落ちてるんですけど!?!?!??!??



慌ててリュックを弄ると、後ろポケットが見事に全開である。
昨日のクレジットSuicaの悪夢が蘇る。
鍵は気づけたが、一緒に入れていた財布は? 誓約書は?
どうやら、重要なものはひととおり留まっていてくれたようだ。だが、鍵のような小物を他にも落としていないとは言い切れない。ポケットに入れたものをすべて思い出そうとするも、気が動転していて頭が回らない。この時点で8:57。着た道を戻って確認する余裕もない。他に何かを落とした音は自分には聞こえなかったこと、後ろを行き来していたはずの地元住民から「落としましたよ」などの声をかけられなかったことから、鍵以外は落としていないと無理やり信じて動転を飲み込み、再び会場へ駆けていったのだった。


予告

選手受付時間終了まであと15分!
高瀬の令和初OWSは一体どうなる!?
乞うご期待!



※1「おまわりさん」:浜降り祭の交通規制のために大量のパトカーが出動していた。あたりまえである。

※2:「ジャケット着たおじいさんたち」:神輿の通過を見守っていたと思われる。そりゃそうだ。

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