フィンスイミング台湾ロングディスタンス 大会概要

フィンスイミング台湾OWS、正式名称「2017 SUN MOON LAKE ASIAN LONG DISTANCE FINSWIMMING (AND SPEED WATER) COMPETITION」、参加してまいりました!

前情報など何もない、記念すべき第1回。
他国選手のレベルは? スケジュールは? どんな準備をしていけばいいの? ていうかまず成田空港には何時にどこへ集合すればいいのよ??? などなど、なーんにもわからないまま、「とりあえず行けばなんとかなるでしょ♪」とお気楽なノリで向かいました。



蓋を開けてみれば、レースは3kmと聞いていたのが突如2kmになったり、日本チームの選手リストがすべて間違っていたり、順位で混乱して最終的に女子サーフィスの1位が2人になったりと、ちょっとしたハプニングはいくつかありましたが、ま、海外の大会ではよくあること。特段気になるレベルではなく、総じて楽しかったです(*´◒`*)

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さて、私のレース結果については、すでにtwitterやらfacebookで書いてしまったので後回しにするとして…、今後のために、第1回がどんな大会だったのかを記しておこうと思います。


スケジュールの全貌

[DAY 1] 10/12 THU
各自 出発
19:00 夕食★
20:00 解散、自由時間

[DAY 2] 10/13 FRI
7:00 朝食
10:00 日月潭で前日練習
12:00 昼食★
14:00 川へ移動、スピードウォーターDescent 観戦
18:00 日月潭のほとりでパーティ、自由時間

[DAY 3] 10/14 SAT
7:00 朝食
8:00 選手集合、器具監査
9:00 開会式
10:40頃 モノフィン2km スタート
11:00頃 ビーフィン2kmスタート
11:30頃 スピードウォーターSW1 スタート
12:00頃 閉会式
14:30 昼食★
15:30 手配済の遊覧船で日月潭周辺を観光
18:00 夕食☆、自由時間

[DAY 4] 10/15 MON
7:30朝食
10:00 ホテルを出発
21:00 帰国

★・・・ホテル明月湖にて
☆・・・ホテル沃田にて
無・・・宿泊先のホテルを使用可。各自自由



プログラムには全然違う時間と順序でレース予定が書かれていましたが、そこは海外大会。レース開始時刻を過ぎてものんびり開会式を続けているのを見て、とりあえず呼ばれたら行く、呼ばれるまでは聞き逃さない位置で待機の姿勢。
閉会式は揉めまくって1時間以上かかりました(順位を誰も正確に記録していなかったみたいです)が、それでも短いほうらしいです。去年のプラハでは5時間かかったらしいから…

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▲閉会式のゴタゴタには高瀬も巻き込まれ、一瞬だけ1位になり、一瞬だけゴールドメダルと1位の賞品を受け取りました。疑惑の顔つき



行ってみて初めて知ったことのひとつは、この大会、レースはフィンスイミングだけでなく、スピードウォーター、そしてプログラムにも載ってなかったけどSUP(スタンドアップパドルボート)の3つの競技が含まれていたみたいです。スピードウォーターについては別途説明しますが、そんなところも、まあ〜〜〜フリーダム。

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▲スピードウォーターの道具のひとつ。腕を突っ込んでバタ足します



すべての行程において、通訳の方やタイペイチームのコーチが常に引率してくださっていたので、何も不自由ありませんでした! ていうか食事も移動手段も全部手配済でした!!! すごい!!! 至れり尽くせり!!! お土産と屋台でのつまみ食い以外はまったくお金を使いませんでした。

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▲でもこのあと、日本で結婚して20年住んだものの今は夫と息子を日本に置いてひとり気楽に台湾で商売をしているという陽気なおばさまと出会い、そこそこ高価な紅茶を購入することになりました。美味しいのでOKです



レース前日のパーティは、日月潭のほとりで。
BBQと聞いていましたが、ホテルの食事を外に持ってきましたってかんじのバイキングでした。選手とスタッフ以上に、タイペイチームの家族の人数の多いこと多いこと…そして瞬殺でなくなる料理…

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朝食は何時にどこで取ってもいいし、夕食後も商店街を自由に練り歩きまくりましたが、今回は参加者が全員成人だったのでできたことかなとも思います。私も最終日の朝食は、ホテル近くのカフェで購入したハンバーガーを日月潭のほとりで食べました。おいしかったです。今後の自由度は参加者層によるかも!

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参加選手層

24歳〜50歳オーバーの日本チーム5名が平均年齢を引き上げまくり、
韓国チーム4名が18〜22歳の高校・大学生、
中国1名、
フィリピン1名、
タイペイチーム21名もたぶん学生さん。

その他、タイペイのオープン参加(たぶん)約40名は、その半数以上がなんと小・中学生!
おお…、絶対に負けられない大人の意地の戦いでした。ちょっと負けたけど。

フィンスイミングはどの部門も10名前後のエントリーでした。韓国の子にタイムを聞いたら、50mサーフィス19秒の女の子と17秒の男の子がいてまじでビビりましたが、その一方で、コースがうまく取れない経験の浅い選手もいた様子。日本のロング選手の中では中堅どころ(だと信じたい)が参加した本大会で、日本勢のメダル取得率は5分の3というところを見ると、レベルは高すぎもせず、低すぎもせず…という印象でした。

ただしトップは女子も男子もスタート直後からまったく見えないレベルで速かったです!


コース

3つのブイを回って1周1kmで3周…と思いきや、直前で2周の計2kmに変更されました。そしてたぶん、2kmもありませんでした。タイムが17分くらいでゴールしてたっぽいので…(リザルト出なかったので、写真の撮影時間などの記録からの推測です)。笑

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砂浜を駆け抜けてゴールする湘南とは違い、こちらは湖の中でゴール。
画面中央に見える3番ブイの左側、奥4つの旗が作っている四角形がゴールゾーン、そのうち手前の一辺がゴールラインです。さらに右手前の旗は特に関係ありません。

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ブイに対して旗は全然目立たないので、泳いでいるとどこがゴールか全然わかんなくて、手前で泳ぐのをやめてしまったり、過ぎてもずっとスパートかけてたりする選手が続出しました。といっても私は目前を泳いでいた女子選手が旗の手前でもうゴールしたと勘違いしたのかスピードを緩めてしまっていたのを見逃さずガンガンに抜き去って差し上げましたがね!!! ちゃんと見ていればわかる。なんでもそう。


表彰、賞品、参加賞

順位をきちんと把握していなかったみたいので…よくわからない部分のほうが多いですけど…笑

サーフィス、ビーフィン、スピードウォーターdescent、スピードウォーターSW1、SUPの5競技について、男女別年齢区分なし3位までの表彰です。

フィンスイミング部門は、1位・2位が1万5000円相当のダイビング用ビーフィン、3位が「イージーブレス」というシュノーケルとマスクが一体型になった便利グッズ。嬉しいけど…使わないかな…☆
よくわからないですけどたぶんSUP部門では賞金も出ていたみたいです。いいなー!

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参加賞は、バスタオル、シャツ、紅茶(30パック)。
2日目から夫くんもなんちゃってジャパンオフィシャルスタッフ(ただの引率)として参加していたので、高瀬家はなんとそれらを2つずつ。紅茶60パック。さすがに飲めないわ〜。お土産と称して配り歩いています。

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レース会場としての日月潭

台湾についてからずーっと雨だったので寒さが心配でしたが、着いてみたら水温はなんとおよそ28℃。辰巳のほうが冷たいくらいの温かさ。私はラバー水着を持参していましたが、普通の競泳水着でもまったく問題なしです。

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波もほとんどなく、湘南を泳ぎ切れる実力があるのならブイを見失うことはまずなさそう(それでも海外選手は3名ほど、ブイを間違えてコースアウトし、失格してしまっていましたが)。

透明度は、湘南と同じくらいでしょうか。雨だったから余計に濁っていて、綺麗とは言いがたいけれど、ゴミや油が浮いているわけでもないし、泳ぐのには十分。船が近くを通ったときの排ガスの匂いだけがちょっと気になったかなー…でも当日はなんとも思いませんでした!

2017.10.14 フィンスイミング台湾OWS



最終日は見事に晴れましたが、湖のほとりのベンチに1分も座っていると、暑い! 日焼けする! 夏なのか!? というかんじ。天気が晴れならTシャツ短パンにビーサン、雨なら羽織るものを1枚、てな具合で準備は十分です!

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宿泊ホテル

CHERRY FEAST RESORTというホテル。
日月潭のレース会場まで歩いて5分もかからないくらい。

めっちゃ綺麗でした。文句なし。

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各種アメニティ、タオル、お水、Wi-Fi完備。
インターネットしまくり。文句なし。

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化粧台も壁かけテレビもでかい。文句なし。

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日本のTV番組も見られます。
ガラス張りのお風呂から見える位置にテレビがかかっていたので、1日目はずっとリーガルハイの最終話を見てました。最高。

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ポケモンGO

日月潭周辺はめっちゃポケモン出ました!!!!!!
ポケストップもジムもいっぱいあるし、海外限定ポケモンのサニーゴがいましたもちろんゲット済です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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まとめ

・雨じゃなければめっちゃ暑
・雨でも水温はめっちゃ高い
・めっちゃ泳ぎやすい
・夏の格好+通常の大会装備で行けば問題なし
・だいたい自由。屋台で買い食いしたり商店街をうろついたりの時間は十分にあり
・お金は全然使わない。お土産と買い食いの分だけあれば十分
・ホテルめっちゃ綺麗
・治安全然悪くない
・スタッフの皆さんがとにかく親切なのでとにかく安心です
・でも中国語は話せたほうが(観光面で)楽しめます



そんなかんじです!

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日本チームは今回5名の参加でしたが、ヨーロッパへ行くより断然近いし安いし安全なので、来年以降はもっと人数が増えてもいいだろうなーと思いました! みんな、行こうね♪

さて、次回は自分のレースについて書きまーす(*´◒`*)

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