クロールの入水位置は肩幅が好きです

      2018/01/31

クロールの手の入水位置について、前回は縦軸的な話をしましたので、今日は横軸的な話をします!! 実演できたら楽だったのですが、せっかくの休日にこのブログのためだけにわざわざ顔を作って髪を整えて服を着替えるのは大変億劫だったので、今回も超絶雑図解です。


手をつい内側に入れがち問題

みなさん、「手は頭の延長線上に入水しろ」的なやつを教わりがちだと思うんですよね…こういうやつね!
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よく見るしよく教わるんですけどね、これね、トップアスリートはほとんどやってない泳ぎな気がするんですよね…



対して、本日プッシュしたいのがこちら!
肩幅、もしくは下手するとそれより気持ちさらに外側かもしれない位置への入水パターン!
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速い選手はたいていコレ! というだけでもう十中八九、外側入水のほうがいいのでしょうけれど、私も例に漏れず幼少期は「手は頭の延長線上に!」と教わったクチなので、気を抜くとすぐに内側に流れてしまいます。ので、戒めとして、外側入水をオススメする理由を並べておきます。

(※いつものことですが、その選手の特性や得意種目、趣向、宗派によって、フォームの良し悪し論は多少の違いが生まれるものですので、おせんべいを片手にしょうもないワイドショーでも見るような暇つぶしの姿勢で読んでください)


より多くの筋肉を使いやすい

もっとも王道な理由は、たぶんこれ。

手を外側に置いたほうが、肩に負担がかからず、脇や背中の筋肉まで効きやすくなってるんだと思うんです!

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すっごい個人的な感覚ですが、たぶん、内側派だと、この位置に入れてから肘を曲げてキャッチしようとすると、三角筋(いわゆる「肩」の部分)と腕の筋肉くらいしか使えないんじゃないかなという気がします。肩を痛めがちな人の泳ぎを観察してみても、大抵、この内側泳法の人が多めな印象です。やや外側に入水することで、肩関節の負担が減るし、脇や背中などの筋肉も効かせられているかんじ。

難しいことはあんまりわからないですけど、「肩のゼロポジション」とかいう考え方にも繋がるアレなんでしょ、たぶん?(詳しくはググってください)

「プールサイドから両手をついて上がるとき、両手が重なるほど近づけるより、両手は肩幅以上に広げていたほうが、無理なく力が入りやすい」というやつと一緒なんでしょ、たぶん!



…ここで「どこどこの動きはなんとか筋が支えているので〜」的な説明が添えられればかっこいいんですけど、まじで難しいことはわからないので、この調子でふんわりいきますよ!!!


肘を立てやすい

あのね、肘の立てやすさはね、あるよ(迫真)

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手が内側に入水した状態で腕を前に伸ばそうとすると、肩が内側に入っちゃうわけ。(7、10)
ということは肩が落ちてるわけ。
肩が落ちると、連動して肘も落ちるわけ。(8、11)
肘が落ちてしまうと、手が胸の下を過ぎるあたりまでの間、水を撫でるような角度でしか腕が動かないので(9、12)、キャッチがキャッチにならないということです。

対して、これをさ、外側に入れるとさ、(1、4)
肩も落ちないしさ、肘が高い位置のままキャッチできるしさ、(2、5)
めっちゃいいことづくめなわけよ!



…伝わってます?

よくわからない人は、試しにわざと肘をすっごく落とした状態からかき始めてみるといいですよ!
(画力が追いつきませんでした!)


指先が下を向きやすい

肘が立っているから指先も下を向くわけなので、言っていることは同じなんですけどね!
指先がプール底を向いているのがいちばん水を逃さないらしいですので、やってみたらいいよ!!


頭や体幹がブレにくい

肩が内側に入ると肘が落ちると言いましたが、肩が内側に入ることで他に起きる現象は、体幹がねじれる、頭が動く、腰が動く、キックの打点が動くなどです。これを極めると晴れて、トカゲやウミヘビのような泳ぎの完成です。ああ〜、市営プールでよく見る、めっちゃ蛇行してるやつ〜。


水をまっすぐ捉えやすい

入水位置での話ではないので多少反れますが、手を内側に入れて、そのまま身体の中心軸に沿ってまっすぐストロークしようとしても、フィニッシュ地点には自分の身体があるわけで、これをよけようとすると最後の最後で「後ろに押す」ではなく「外に跳ね上げる」の軌道になってしまいます。するとこれも、フィニッシュのせいで軸が左右にブレたり、フィニッシュのタイミングに合わせて頭が下にいちいち突っ込む系の泳ぎになりがち。個人的には、小さい頃に選手クラスで腕をブンブン回すだけのプルを教わったまま月日を重ねちゃった若いスプリンターの人にありがち。

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思いつくのはそんなところかな…?
すごい! 入水位置がバッチリ決まればそれだけで伸びしろ満載!!

でも私、えらそうにいろいろ書きましたけれども、例えば「背中や脇の筋肉うんぬん」というところも、素晴らしいコーチや速い選手がそう言ってるからきっとそうなんでしょうけど実際は「背中に筋肉がある…? そんなの都市伝説でしょ…」程度にしか理解が追いついていないので、そのうちちゃんと自分でできるようになってタイムで証明してみたいと思っています…そうですね…3年以内くらいまでには…_(:3 」∠)_

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