ハイエルボーで体幹が活きた泳ぎを実現です

   

前回はクロールの手の入水位置の話をしましたが、これは今回の話をしたかったがための伏線だったのです!

ということで「ハイエルボー」の話。

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気づいたきっかけはラットプルダウンでした(実話)

私、クロールは今まで、手の入水位置はわりと頭の前、手の軌道もそのまま頭の延長線上を通過するようにしていました。いわゆる1本軸泳法。しかしそれだと、下の図の右側のように、肘はどうがんばっても落ちるのですわ。よく考えればそりゃそうだ!

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左のように、肘を高い位置にキープさせておいたほうが背中を使いやすいというのを最近教わるようになって、なんとなくがんばってるだけでは永遠に肘は上がってこないこともこの20数年の経験でわかってきたわけで、ここへ来てようやく、どうしたものかと考えるようになりました。



つーか、図に描き出してみたら一目瞭然だったじゃんね。
手の軌道がもう少し外に行ったらいいんですわ!!!

肩と肘をできるだけ直線にする、と言ったほうが本質的なのかな。

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ここを直線にして、肩から腕は動きをロックさせて水にひっかけるだけにして、ローリング動作を用いて体幹の筋肉で肩・腕をごっそり後ろに運ぶイメージで水を押すと、すっごくいいかんじ! 肩だけに負担が集中しない! 体幹が抜けにくくなるのでボディポジションも保ちやすい!

これが、手が内側に入りすぎると、肩で折れてしまうために体幹のパワーが腕に伝わらず、肩だけで腕を運ばなくてはならなくなるかんじが最近つかめてきました。実際、大人になってから水泳を始めた方が、初級クラスで「手は頭の前、肩が入るまでしっかりローリングして!」という指導を受けたまま上級になってガシガシ泳いでしまって肩を痛めたケースも、ちらほら見ました。痛めるんだよなあ〜

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ここまでくるのに26年くらいかかったよ!!!
ウエイトを真面目にやるようになって、鍛えたい部位を効果的に動かすための肘や肩の位置の関係や、体幹が締められているかどうかを考えるようになったのがよかった! 水中練だけだとずっとマンネリしてただろうな〜。


泳いでるときに考えていることをそのまま書き出すと、こうです

1、高さは肩の位置、横の位置は肩幅よりやや外側に入水
(ローリングしているのでちょうど肩幅くらいの位置に入っているように見えます)
(指先が外側を向いてしまわないように注意。まっすぐ前)

2、肘を、高さを変えずに水面近くに残したまま、上を向かせる
(脇を伸ばすかんじ)
(肩がすくまないように注意)
(指先が内側を向かないように注意。まっすぐプール底に)

3、目の高さくらいまで前腕を落とす
(肘は落ちないように注意)
(指先を気にしすぎると手首が曲がるので、前腕全体を動かす)
(ここの動作は推進力というより上半身を浮かせるための浮力の生成なのかも)

4、腕〜肩〜脇腹をロック! 反対側の腕が入水することで発生するローリング動作に合わせて、脇腹で腕全体をごっそり後ろに持っていく
(感覚的には脇腹なのですが、まあ広背筋なんですわ)

5、フィニッシュは意識しすぎると手を跳ね上げてしまって軌道が膨らみタイムロスになるのであんまり気にしない

6、上げた肘と、水面近くにあるはずの反対側の肘と、肩とが一直線になるように、低めの位置でリカバリー
(右図のように手を高く振り上げるクセがあるの、胸が開いちゃって力がうまく入らなくなるし軌道が膨らみ以下略なので本当に注意)

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これで1コンボ!
気持ち的には、これをバッチリ決めて50m泳げば50コンボ!
100mで100コンボ!
1本しっかり泳ぎ切ればフルコンボだドン!!!

(※ここまで、本当にいつも脳内で言っています)


考えないとまだできないので要練習です

そういえば2年くらい前に「萩野公介選手みたいなクロールが泳げるようになりたい」と言っていた気がしますが、ちょっと近づけたような気がしています!

とは言っても、これもまた宗派によるところでして、5kmとか10kmとかのレベルの長い距離を泳ぐ選手だとハイエルボーなんていちいちやっていると疲れてしまうのでもうちょい深めに入水してキャッチをショートカットする人もいるみたいですし、ここも試行錯誤です! そろそろレースに出て試してみないといけないかな…。3月LDSSだな…。

もうしばらくはハイエルボーを研究してみます!

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